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男性ホルモン「テストステロン」が高い男性、低い男性の特徴【調査】

2023年08月21日 09:00

男性ホルモン「テストステロン」が高い男性、低い男性の特徴【調査】
男性特有の悩みの解決に向けたサービスやプロダクトをリリースするヘルスケアカンパニー・ナイトプロテインが、興味深い調査リリースを出していたのでご紹介します。 男性ホルモン「テストステロン」に関する調査 筋トレをしている人な […]

男性特有の悩みの解決に向けたサービスやプロダクトをリリースするヘルスケアカンパニー・ナイトプロテインが、興味深い調査リリースを出していたのでご紹介します。

男性ホルモン「テストステロン」に関する調査

筋トレをしている人なら聞いたことがあるかもしれません。テストステロン(TESTOSTERONE)とは男性ホルモンの一種で、筋肉量の増加や、骨格を逞しくしたり、ヒゲや体毛を生やすなど男性的なカラダを作るホルモンです。女性の体内でも少量ながら産生されています。

テストステロンは加齢やストレス、肥満などによって分泌量が低下してしまいます。

そこでナイトプロテインは、AMSスコア(男性更年期障害質問票)と呼ばれるアンケートタイプの検査方法を用いて、男性500名に調査を実施。テストステロンの高い男性、低い男性の特徴を分析しました。

先に結論からお届けします。

テストステロンが高い男性の特徴

  • BMIが18.5~30未満
  • 週に5時間の筋トレを実施
  • 週に20km以上の有酸素運動を実施
  • 平日に7時間以上8時間未満の睡眠時間を確保

BMIとは、身長と体重によって体格を評価する方法のこと。ちなみに、テストステロンが低い男性の特徴は以下の通り。

テストステロンが低い男性の特徴

  • BMIが30を超えている
  • 筋トレと有酸素運動、いずれの運動習慣もない
  • 睡眠時間が6時間未満

肥満男性ほどテストステロン量は少ない

体重や体形とテストステロン値には関係性が見られ、BMIが30以上(肥満2度以上)の男性は、AMSスコアの高さ(テストステロン量低下による症状が多い)が確認できたそう。

BMI30以上の男性だと、平均スコアは50(重症)超え。BMI30未満の男性と比べても、テストステロン量はかなり低い可能性が考えられます。

2007年に1667名の男性を調査した実験では、BMIの数値が1上がると、テストステロン量が2%も低下するといったデータが確認されているとのことです。

細すぎてもダメ!

とはいえ、細ければテストステロン量が多いわけでもなさそう。今回の測定でもっともスコアが悪かった男性のBMIは14.7。とてもやせ型体形の男性でした。

たしかに、マッチョなイメージがあるテストステロンですから、細身や肥満体型とは結びつきにくいですね。

テストステロンを増やすには、やっぱり筋トレ?

同社は運動面にも着目しています。

1週間における筋トレ時間とスコアの検査結果を比較したところ、筋トレ5時間までは、スコアはとても良い傾向にあることがわかりました。

筋トレを週に5時間実施している男性の平均年齢は38.4歳で、スコアが35。そして20代前半未満の男性の平均スコアは36.4。週5時間程度の運動を行っている男性は、20代男性の平均値よりもスコアが良い結果です。

BMIも大事ですが、テストステロンを増やす方法として「筋トレ」はやはり有効なようです。週5時間の筋トレをしている人は、BMIも低そうですしね。

きつめの筋トレが効果的

筋トレの強度としては、「息が上がり大量に発汗」する程度まで追い込んでいる男性の方が、スコアが良い結果となったそうです。

週に5時間以上筋トレを行い、毎回きつめに追い込んでいる筋トレ民はテストステロンが高いと言えそうです。男性ホルモン「テストステロン」が高い男性の特徴と増やし方

次:有酸素運動じゃダメ?

有酸素運動でもテストステロンは増えるのか

筋トレ習慣はないけれど、定期的に運動をしている人はどうでしょうか。ランナーの皆さんも引き締まった体をしていますよね。

これも分析したところ、なんと有酸素運動もやればやるほどスコアは良くなるといった結果になったそう。

有酸素運動が週に2km未満の男性と比較すると、毎週20km以上走っている男性は約12%もスコアが良いという結果に。

筋トレと有酸素運動、両方行うとさらによし!

ちなみに筋トレと有酸素運動をバランスよく行っている男性の平均スコアは34.1。どちらか片方だけをガッツリやっているよりもスコアが優れていたといいます。

筋トレと有酸素運動どちらも行うのがボディメイクには最強ですが、テストステロン増加にも有効だとは。

睡眠もテストステロンに影響を及ぼす!

質の良い睡眠も、テストステロン増加に良い影響を与えます。

スコアがもっとも良い睡眠時間は、7~8時間。次に6~7時間。もっともスコアが低かったのは、5時間未満の睡眠が続いている男性で、スコアは45.2でした。

睡眠時間が同じなら、運動をしているほうがテストステロン量が多い

睡眠時間が7~8時間、筋トレを週3時間以上行っている男性のスコアは38。同じ睡眠時間で筋トレは週2時間以下の男性のスコアは41。

同じ時間寝ているなら、やはり運動をしている方がテストステロン量は多い可能性が高いようです。

次:やっぱり若いほうがテストステロンは多い?

テストステロンは30代後半から減り始める

最後に加齢との関係性です。

やはり年齢が上がるにつれ、テストステロン低下による症状が増えていく傾向にあるようです。

30代後半~50代後半まで、テストステロン低下による症状が増えていきます。

60代以降は落ち着いている要因として、同社は「精神的なストレスや肉体的疲労の大きな原因である『会社』を退職する年齢である事が理由の一つである可能性」と示しています。

とはいえ、これまでの調査結果を見る限り、年齢だけでガッカリする必要はなく、睡眠・運動・BMIを調整することでテストステロン低下を抑えることができますし、少なくとも何も対策をしていない同世代よりは、高いテストステロン量を獲得できそうですね。

出典:株式会社アルファメイル
記事タイトル:500名の検査結果から知るテストステロンが高い男の特徴と増やし方
URL:https://plus.nightprotein.jp/articles/326

<Edit:編集部>

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