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「95歳以上まで生きる可能性が高い人」が多い県、少ない県ランキング
2023年09月25日 09:00
バイオテクノロジー企業である株式会社ユーグレナから、「95歳以上まで生きる可能性が高めの遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」が公開されています。
「95歳以上まで生きる可能性が高めの遺伝子タイプ」が多い県は?
ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスのゲノムデータをもとに、ランキングを作成。
「95歳以上まで生きる可能性がより高めのタイプ(遺伝子型:CC)」に該当する人と「95歳以上まで生きる可能性が高めのタイプ(遺伝子型:CT)」に該当する人の割合を足して、都道府県(出生地)別に算出し、数値化したといいます。
トップは「新潟県」
1位は新潟県、2位は栃木県、3位は群馬県、4位は京都府、5位は埼玉県、岡山県、7位は鹿児島県、8位は富山県、9位は岐阜県、10位は島根県となりました。
では、逆にもっとも少なかった県は?
ワースト1位は「秋田県」
「95歳以上まで生きる可能性が高めの遺伝子タイプ」が少なかった県は、秋田県。ちなみに東京都は27位と中間くらいでした。
日本人の約4割が「95歳以上まで生きる可能性が高い」タイプ
今回の調査によれば、日本人における遺伝子解析項目「95歳以上まで生きる可能性(SNP:rs2764264)」に関して、遺伝子型の割合は以下の通りです。
- 「95歳以上まで生きる可能性がより高めのタイプ(遺伝子型:CC)」4.6%
- 「95歳以上まで生きる可能性が高めのタイプ(遺伝子型:CT)」34.9%
- 「95歳まで生きる可能性が一般的なタイプ(遺伝子型:TT)」60.5%
この遺伝子型だけを考えると、日本人の約4割が95歳以上まで生きる可能性が高いと言えます。
■調査概要
調査方法:ゲノムデータの解析をもとに調査
調査対象:「ユーグレナ・マイヘルス 遺伝子解析サービス」、「ジーンクエストALL」の利用者
対象者数:ゲノムデータ:21,371人
調査時期:2023年8月
調査項目:ゲノムデータ「95歳以上まで生きる可能性(SNP:rs2764264)」の項目について、「95歳以上まで生きる可能性がより高めのタイプ(遺伝子型:CC)」に該当する人と「95歳以上まで生きる可能性が高めのタイプ(遺伝子型:CT)」に該当する人の割合を足して、都道府県ごとに算出
<Edit:編集部>