剛腕ルーキー来季も絶望か…右ひじ腱の移植手術へ

2010年08月28日 08:58

野球

剛腕ルーキー来季も絶望か…右ひじ腱の移植手術へ
記者会見するナショナルズのストラスバーグ投手
 米大リーグのナショナルズは27日、昨年のドラフト全体1位で入団した大型新人右腕、スティーブン・ストラスバーグ投手(22)が故障した右ひじの手術を受ける可能性が極めて高くなったと発表した。復帰するまでに1年から1年半を要する見通しで、来季も登板できない事態も想定される。
 ストラスバーグは21日のフィリーズ戦の5回途中に、利き腕の右前腕に痛みを覚えて降板。検査の結果、ひじにじん帯断裂が見つかり、24日に15日間の故障者リスト(DL)に入った。カリフォルニア州での再検査後に最終判断を下すが、球団は通称「トミー・ジョン手術」と呼ばれる腱の移植手術を受ける可能性が高いとしている。

 100マイル(約161キロ)近い速球と落差の大きい変化球が持ち味の同投手は、6月のメジャー昇格後、12試合に先発し5勝3敗、防御率2・91、92三振の成績を残していた。記者会見した同投手は「ショックだが(復帰に向けて)最善を尽くす」と話した。(共同)

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