結果より内容に満足 高橋「最高のボール」で三振斬り

2010年08月28日 12:55

野球

 【メッツ2―1アストロズ】2点リードの9回1死一、三塁で高橋の名前が呼ばれた。最初の打者に左前打を許して1点差となったが、ピンチでの出番で「1点はいいやと思った」と、ここまでは織り込み済み。後続を遊飛、見逃し三振で退け、2セーブ目を手にした。
 抑え投手のロドリゲスが故障で今季絶望となり、メッツは抑え投手が不在。「抑えは相性や調子を見て決める」(マニエル監督)という緊急事態だが、高橋は「チームが勝てば(抑えは)自分じゃなくてもいい」と冷静に対処してきた。

 落ち着いた対応はマウンドでも同じ。序盤から審判をじっくり観察し、低めの球だとストライクをとってもらいやすいと判断。2個のアウトはともに低めで奪い、三振に仕留めた最後の外角直球は「自分の最高のボール」だった。セーブ以上に投球内容に満足顔だった。(共同)

おすすめテーマ

2010年08月28日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム