うなだれる杉内 制球定まらず9失点

2010年08月28日 21:08

野球

 【ソフトバンク6-9ロッテ】何が起きたのか。ソフトバンクのエース杉内の制球がまるで定まらない。7四死球9失点はともに自己ワーストで3回2/3で降板。2008年4月を最後に負けていなかったロッテ戦で黒星を喫し、チームは勝ちを計算できる試合を落とした。
 左腕は「一回から制球が悪かった」とうつむいた。1死二塁で井口に投じた決め球のチェンジアップが引っ掛かり、ワンバウンドして死球となった。「顔色が変わった」と高山投手コーチ。続く2人に連続四球を与えて押し出しで先制点を許し、犠飛の後の大松には真ん中への失投で3ランを浴びた。四回にも4四球と乱れた。
 下半身のバランスが崩れて直球、変化球とも明らかにボールとなる場面が目立った。本拠地のマウンドを何度も確認する姿は異変の理由を模索するようだった。高山コーチは「(下半身が)疲れているのか。何なのか。じっくり話したい」と悩ましげだった。

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