二塁すら踏めず…阪神 今季初の月間負け越し

2010年08月28日 06:00

野球

二塁すら踏めず…阪神 今季初の月間負け越し
<ヤ・神>6回、飯原に2ランを打たれたメッセンジャーはユニフォームを噛んで悔しがる
 【阪神0-6ヤクルト】神宮の杜には、虎党のため息と怒声が響き渡った。
 阪神は二塁すら踏めずに、今季5度目の零敗。真弓監督は「1点でも先に取れていたら、流れは変わっていた」と言葉に悔しさを込めた。借金19を完済し、上位3強を猛追するヤクルトに対し、機動力で勝機を見いだそうとした。しかし、平野は初回にけん制で誘い出され、4回には盗塁死。館山が良かったとはいえ、打力勝負のチームがこれでは勝てない。和田打撃コーチは「いい投球をされたら、打てないでいいかと言ったら、そうではない。修正する」と反省を口にした。

 8月は9勝13敗となり、今季初の月間負け越しが決定するなど、チーム状態は下降気味。首位・巨人が逆転サヨナラ負けを喫し、1ゲーム差が変わらなかったのが唯一の救いだった。

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