アスレチックス・藤浪晋太郎 内角球にブーイングも… 連続四球で交代、チームは今季最長5連勝

2023年06月12日 06:30

野球

アスレチックス・藤浪晋太郎 内角球にブーイングも… 連続四球で交代、チームは今季最長5連勝
アスレチックス・藤浪(AP) Photo By AP
 【インターリーグ   アスレチックス8ー6ブルワーズ ( 2023年6月11日    ミルウォーキー )】 アスレチックスの藤浪晋太郎投手(29)が11日(日本時間12日)、敵地・ミルウォーキーでのブルワーズ戦に5-3の8回から4番手として登板。メジャーでは自身3度目となる連投のマウンドに立ったが、1死から連続四球を出した場面で交代を告げられた。
 またしても制球難が顔をのぞかせた。8回先頭のイエリッチは98マイル(約157・7キロ)直球で二ゴロに仕留め、上々の出足かと思われた。しかし6番・ウリアスはカウント0-2と追い込みながらも、4球連続のボールで四球。続く代打・シングルトンにも簡単に四球を与え、マウンドから去った。

 右打者のウリアスにカウント0-2から投じた4球目。引っかかった直球がストライクゾーンを大きく外れて内角高め、頭部付近への投球となり、打者が転倒。球場にブーイングが沸き起こった。その1球から3連続ボール球で四球。次の打者も3球連続ボール球でカウント0-3とし、結局1-3から四球を与えた。

 後を受けた5番手・ラブレディがピンチをしのいだため、結果的に藤浪は1/3回を無失点。防御率は11・12となった。チームは5連勝となったが、藤浪にとってはまたしても反省と課題の残る試合となった。

 前日10日(同11日)の同戦では1-1の9回から4番手として登板。160キロ超の直球を主体に相手打線を封じ、1回を無安打無失点で終え、直後の味方の勝ち越しを呼び込んだ。確実に仕事を果たし、3勝目を記録。チームも今季初の4連勝となった。調子を上げてきていただけに、不安定さはチームにとっては誤算だった。

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