母校で語り継がれる阪神・才木のトレーニング伝説 プロ入り後も進化、呼吸法やドイツ発祥のものまで

2023年06月12日 06:50

野球

母校で語り継がれる阪神・才木のトレーニング伝説 プロ入り後も進化、呼吸法やドイツ発祥のものまで
新人合同自主トレで、抜群の柔軟性を披露するドラフト3位の才木浩人投手 Photo By スポニチ
 【交流戦   阪神1-0日本ハム ( 2023年6月11日    エスコンF )】 【記者フリートーク】阪神・才木はトレーニング知識が豊富だ。体づくりの原点は母校の須磨翔風(兵庫)にある。当時の取り組みは部員に語り継がれる。今春、同校を卒業した山口慈恩さんが「すごく鍛えていたと監督から聞きました」と教えてくれた。
 才木に聞けば、在籍した総合学科は週に2時限の選択授業を部活に使えたそうで、1人で黙々と体幹強化などに充てていたとのこと。「いろいろと勉強し始めていたトレーニングの効果が出てきた頃で、授業時間を有効活用してました」。プロになった今、トレーニングメニューは進化の一途をたどり、呼吸法やドイツ発祥のものまで取り入れ、最先端を行っている。

 ぶち当たった壁を乗り越えられるかどうかは、精神面よりも知識や感性が重要だと、個人的に思っている。勤勉な高卒7年目の24歳は自分に合った方法を見つけ出せるからこそ、右肘手術にせよ、今季の2軍降格にせよ、つまずくたびに成長して戻ってこられるのだろう。(阪神担当・倉世古 洋平)

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