交流戦単独首位浮上の巨人・原監督「リリーフがよく頑張った」 5連勝にご機嫌、軽口が次々に

2023年06月15日 22:07

野球

交流戦単独首位浮上の巨人・原監督「リリーフがよく頑張った」 5連勝にご機嫌、軽口が次々に
<巨・西>10回、サヨナラ勝利に笑顔の原監督 (撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【交流戦   巨人3―2西武 ( 2023年6月15日    東京D )】 巨人が西武を相手に梶谷の二塁打で延長10回サヨナラ勝ちを収め、今季2度目の同一カード3連勝。トータルで今季最長タイ2度目となる5連勝を飾って今季初の貯金4とし、9年ぶりの交流戦優勝にまた一歩近づいた。巨人の西武戦3連勝は初で、サヨナラ勝ちは今季5度目。交流戦単独首位に浮上している。
 2―2で迎えた9回に守護神・大勢が頭部死球によりわずか3球でプロ初の危険球退場。だが、この無死一、二塁のピンチで緊急登板となった3番手左腕・中川が後続をピシャリと抑えて無失点で切り抜けると、2―2のまま突入した延長10回には高梨、菊地の継投で無失点に抑えていた。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――接戦を制した。

 「そうですね。あの、まぁ、粘って粘ってね。延長に持ち込んでというところ。ピッチャーも少々アクシデントはありながらね。リリーフがよく頑張ったと思いますね」

 ――大勢のあと、素晴らしい中川のリリーフ。

 「1点くらいはまぁ覚悟しなきゃいけないなというところで、見事に2人の打者でね、帰ってきてくれたのは大きいですね」

 ――アンダースローの与座。坂本がノーステップで工夫しながら。

 「あれだけ打ってる人でもね。やっぱり常に向上心というものを持ちながらやっている姿がね、まだまだ若さを感じますね」

 ――山崎伊も8回2失点。

 「まぁ、いいね。まぁ、簡単にじゃないでしょうけどね。2点取られましたけど、そののち、非常に粘り強くいいスターターとして非常に役割を果たしてくれるようになったのは大きいですね」

 ――5連勝。優勝も狙える。

 「いやぁ、まぁ、まだまだ。昨日もそういう質問があったんですけど、目の前の1勝というもの、勝ちというものにこだわっていきたいと思います」

 「(自ら)それじゃ!(と帰ろうとして)何にもないからもういいのかなって(笑)。俺も疲れてるからさ(笑)」

 ――最後は菊地が好投。

 「ねぇ。なんか落ち着いてきているように見えますね、はい」

 ――梶谷は先発でも代打でも存在感。

 「このところ、スターティングメンバーが多いなかでね、2人でなんというか“契り”という部分でね。“俺も我慢するからカジも頑張れ”というところからスタートしたんですけど、非常にいい役割をしてくれました。打って守って走ってというね、そういう役割をしてくれてますね」

 ――大城卓の同点打。

 「あの打席に関しては非常に良かったですね。なんていうんだろう、彼は独特の、ここっていう時に力を出す勝負強さを持っていますね」

 ――延長10回は吉川が口火。

 「そうですね。まぁまぁ、ストレスはたまっているでしょう。ああいう場面で決勝ランナーで帰ってこられたのは大きいですね」

 ――大勢。

 「まぁ、本人も何ていうか正々堂々と戦っているなかでああいうボールになってしまった。ペナルティとしてはテイクワンベースと、退場という現実ですね。まぁ、明日からまた切り替えて戦ってくれると思います」

 ――救援陣は走者を出しながらも。

 「悪かったね、それは(笑)。走者を与えながらもって、そうだな。そう言われりゃそうだな(笑)。粘り強くといえばそれまで(笑)」

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