ヤクルト二転三転“四転”荒れた雨の神宮今季最長試合でガックリ3連敗…延長10回、清水無念2失点

2023年06月15日 22:51

野球

ヤクルト二転三転“四転”荒れた雨の神宮今季最長試合でガックリ3連敗…延長10回、清水無念2失点
<ヤ・ソ>10回、今宮(左)に勝ち越し適時二塁打を打たれた清水(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【交流戦   ヤクルト7―9ソフトバンク ( 2023年6月15日    神宮 )】 ヤクルトが二転三転したソフトバンクとの点取り合戦に打ち負け3連敗を喫した。
 1点を追う8回だった。5番手でマウンドに上がった津森を、先頭のオスナが打ち砕いた。粘って迎えた7球目の真ん中直球を見逃さなかった。打った瞬間、打球は雨を切り裂き左翼席に飛び込む同点の10号ソロ。確信歩きからベンチに向かって雄叫びを上げたオスナは、神宮の大歓声を浴びながら悠然とダイヤモンドを1周した。

 8回に振り出しに戻した試合だったが、延長10回1死満塁で、6番手・清水が今宮に左翼線を破られる2点適時二塁打を打たれ万事休す。今季神宮で最長となる4時間46分の長い戦いを落とし3連敗となった。

 0―0の3回にサンタナの先制2点適時打と相手先発右腕・板東の暴投で3点をリードしたヤクルト。

 先発のサイスニードは3点をもらった直後の4回に栗原に適時打を許し1点を失うと、5回に代打・近藤に右前適時打、今宮に右犠飛、そして牧原に左前打と攻め込まれこの回イッキに3点を失い逆転を許した。しかし、諦めない打線はその裏に、板東から代わった相手2番手・ガンケルを捉えた。先頭の浜田が左前打で出塁すると、続く山田は投ゴロに倒れたかに見えたが、ガンケルの二塁への送球を今宮がまさかの捕球ミス。その後、村上が四球を選び1死満塁のチャンスで打席に立ったのは先制打のサンタナ。きっちりと中犠飛を決め同点に追いつく。続くオスナが左前打を放ち、一気に2人が生還。再び3点を奪って逆転に成功した。

 ゲーム開始から雨が降り続く神宮は、前日と打って変わり、点の取り合い。再び勝ち越した直後の6回にサイスニードが1死も取れず1点を返されたところで木沢がマウンドに。無死一、二塁。厳しい状況から川瀬に同点打を許し、2死満塁で牧原に死球を与え痛恨の押し出し。再び勝ち越しを許した。

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