【甲子園】花巻東・佐々木麟太郞 聖地で3安打! 申告敬遠含め4打席連続出塁

2023年08月08日 09:43

野球

【甲子園】花巻東・佐々木麟太郞 聖地で3安打! 申告敬遠含め4打席連続出塁
<花巻東・宇部鴻城>7回、内野安打を放つ花巻東・佐々木麟(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会 1回戦   花巻東-宇部鴻城 ( 2023年8月8日    甲子園 )】 第1試合は4年ぶり11度目の出場となった花巻東(岩手)が、4年ぶり3度目の出場となった宇部鴻城(山口)と対戦。「高校四天王」の一人で通算140発の花巻東の佐々木麟太郎(3年)は3安打をマークした。
 4-0の7回2死一塁の第4打席、相手2番手・松成乃馳(2年)にフルカウントまで粘り、最後は三塁強襲の内野安打を放ち、この日3本目のヒットをマークした。

 初回2死の第1打席は相手バッテリーの徹底した内角攻めを苦にせず、左前打。甲子園初安打をマーク。第2打席は4回無死二塁の好機で低めの変化球に対応。左前適時打を放ち、待望の先制点をもたらした。

 3-0の4回2死二塁の第3打席は相手バッテリーが申告敬遠を選択。ここまで2安打の主砲は警戒され、勝負を避けられた。それでも続く4番・北條慎治(3年)が右中間を破る適時二塁打を放ち、花巻東が追加点を奪った。

 昨春の選抜で初めて甲子園の土を踏んだが、初戦の市和歌山戦は4打数無安打2三振1死球。チームも惜敗し聖地で快音を響かせることができなかった。夏の出場は今回が初めて。大会屈指のスラッガーとして注目が集まる中での一戦で快音を響かせ続けた。

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