巨人・菅野智之 3回もたず5失点KO「次回に向けて調整」 22日前には自己最短1/3回6失点KO

2023年08月08日 19:22

野球

巨人・菅野智之 3回もたず5失点KO「次回に向けて調整」 22日前には自己最短1/3回6失点KO
<巨・神>3回、西純に適時打を浴び盛り上がる阪神ファンを背に降板する菅野(撮影・会津 智海) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年8月8日    東京D )】 巨人の菅野智之投手(33)が阪神戦(東京D)で今季8度目の先発登板。初回から3回まで毎回失点し、3回途中7安打5失点でKOされた。
 今季2勝目を挙げた7月8日のDeNA戦(東京D)以来1カ月ぶりの白星を目指して先発マウンドへ。だが、初回いきなり捕まった。

 1番・近本の左翼への大きな飛球は身長2メートルの秋広がフェンスに激突しながら好捕。だが、2番・中野に右前打、3番・森下に遊撃への内野安打と連打を許すと、今季すでに2本塁打されている4番・大山に中前適時打され、3連打でまずは1点先制を許した。

 なおも続いたこの回の1死一、二塁はなんとか切り抜けた菅野だったが、2回も1死から8番・木浪に右中間へ二塁打を打たれ、2死一、二塁から中野の右前適時打で2失点目。

 3回には1死から6番・ノイジーに右翼線二塁打されたあとで7番・梅野には死球を与え、2死一、三塁から相手先発投手の9番・西純にも中前適時打されて3失点となると、ここで原辰徳監督(65)がベンチを出て自らマウンドに向かい、投手交代を告げた。

 なお、ここで登板した2番手左腕・今村は最初に打席へ迎えた近本に右翼へ2点適時三塁打を浴び、菅野の失点は5となっている。

 菅野の投球内容は2回2/3で打者18人に対して74球を投げ、7安打5失点。3三振を奪い、与えた四死球は3つ、直球の最速は149キロだった。

 菅野はチームの前半戦最終戦だった7月17日のヤクルト戦(神宮)では初回1死しか取れず、わずか17球で2本塁打を含む6安打を浴びて6失点KO。1/3回での降板はプロ11年目にして自己最短となった。

 後半戦初登板となった7月25日の阪神戦(甲子園)では勝利投手の権利を持って迎えた6回、大山に痛恨の逆転2ランを浴びて6回途中5安打3失点で降板し、つかみかけていた今季3勝目ならず。前回登板した8月1日のヤクルト戦(東京D)では8回6安打1失点と好投して前回対戦の雪辱を果たしたが、チームは0―1で敗れて菅野は今季4敗目を喫していた。

 ▼菅野 先発としての役割を果たせなかったので、次回に向けて調整していきたいです。

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