【甲子園】夏史上初ノック補助 宇部鴻城・女子マネ「宝物の一言」敗戦に号泣も「ボール渡しは満点」

2023年08月08日 11:44

野球

【甲子園】夏史上初ノック補助 宇部鴻城・女子マネ「宝物の一言」敗戦に号泣も「ボール渡しは満点」
<宇部鴻城・花巻東>ノックのサポートを行う宇部鴻城・岡野美和(撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会 1回戦   宇部鴻城1-4花巻東 ( 2023年8月8日    甲子園 )】 宇部鴻城の岡野美和マネジャー(3年)が試合前ノックの補助で甲子園の土を踏んだ。夏の大会の試合前ノックに女子部員が参加するのは史上初だった。
 岡野マネジャーはユニホーム姿で尾崎監督にリズム良くボールを渡していった。試合後、ノック補助を振り返り「助けてもらって、自分が助けようと思っていたけど。最後までボール渡しとか悔いを残さないようにやってきました。それは達成できたのでよかったです」と語った。

 ただ、チームは花巻東に敗戦。「絶対にベスト8以上が目標だった。それまではボール渡しが目標だった。今日ボール渡しをして、絶対に勝ちたいと…」と涙を流し「甲子園に立つこと、代表として出場できたことは良かったと思います」と振り返った。

 この日が現チームでは最初で最後の甲子園でのボール渡しとなり「宝物です。自分は迷惑をかけてきたけど…。宝物の一言しかないです…」とチームメートに感謝。「今日のボール渡しは満点でした」と涙で潤んだ目で胸を張った。

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