オリックス・由伸 7回無失点 リーグトップ11勝目の権利持ち降板

2023年08月08日 20:15

野球

オリックス・由伸 7回無失点 リーグトップ11勝目の権利持ち降板
<ロ・オ>声を上げながら投球する山本(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス-ロッテ ( 2023年8月8日    ZOZOマリン )】 首位を快走するオリックスは、8日のロッテ戦(ZOZOマリン)にエースの山本由伸投手(24)が先発。7回無失点の好投でリーグトップとなる11勝目の権利を持ち降板した。
 5ゲーム差をつける2位との直接対決3連戦の先陣を切る右腕は「後半に入って、どの試合も大事な一試合になってくると思う。いつも通り自分ができることを全力でやっていきたい」と試合前に意気込みを語っていた。

 今季のロッテ戦は2試合に登板して1勝1敗。対戦は4月29日以来、敵地では4月14日以来、約4カ月ぶりで「マウンドの感触もそうだが、風の状況なども当日に確認しながら合わせていきたい。打線としてつながってしまうと勢いに乗ってくるイメージがあるので“線”としてつながらないように打者一人一人としっかりと勝負していければ」と気を引き締めていた通り、初回から丁寧なピッチングで得点を許さなかった。

 打線は初回からエースを援護。先頭打者・太田が相手先発・カスティーヨが投じた初球をフェンス直撃の二塁打とすると、2死から4番・中川が中堅への適時二塁打を放った。3回にはこの日誕生日を迎えた森が復帰後初安打となる適時三塁打を放ち追加点。

 山本は要所を締めて7回を110球4安打4奪三振で無失点。リーグトップとなる11勝目の権利を持ち降板し、防御率は1.57となった。

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