異色指揮官が甲子園初勝利!おかやま山陽・堤監督のスゴイ経歴…青年海外協力隊→ジンバブエ代表監督etc

2023年08月08日 15:21

野球

異色指揮官が甲子園初勝利!おかやま山陽・堤監督のスゴイ経歴…青年海外協力隊→ジンバブエ代表監督etc
<おかやま山陽・日大山形>3回攻撃前にナインを集めて指示を出すおかやま山陽・堤監督(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会   おかやま山陽9―2日大山形 ( 2023年8月8日    甲子園 )】 おかやま山陽の打線がつながり、17安打9得点で日大山形を逆転で下した。
 0―2の4回に4安打を集めて3得点で逆転。6回には5点を挙げて突き放した。

 おかやま山陽にとって春夏通じて3度目の甲子園出場でもぎ取った初勝利となった。

 堤尚彦監督は「甲子園1勝?古い卒業生もみんな楽しみにしてくれていた。それに応えられてよかった。でも次も勝たないと目標は達成出来ない」と早くも次戦を見据えた。

 劇的な試合展開もあることながら、堤監督の経歴が中継でも紹介され、大きな話題となった。

 都立千歳高から東北福祉大で野球を続け、大学3年次には全日本大学野球選手権にも出場した。

 卒業後、青年海外協力隊としてジンバブエで2年、ガーナで1年、野球の普及に取り組んだ。

 その間、ガーナ五輪代表のコーチ、インドネシア五輪代表のヘッドコーチも歴任した。

 帰国後は女子プロゴルフ・諸見里しのぶのマネジメントなども務めている。

 2006年におかやま山陽の監督に就任するが、2019年には東京五輪を目指すジンバブエ五輪代表の監督も務めた。

 だが、一貫して情熱を傾け続けた高校生の指導が「甲子園初勝利」として結果に結びついた喜びは格別だ。

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