元巨人監督・堀内さん「手書きでつけているピッチャーの個人成績ノートにはなぜか北村という名前が」

2023年09月04日 22:54

野球

元巨人監督・堀内さん「手書きでつけているピッチャーの個人成績ノートにはなぜか北村という名前が」
堀内恒夫氏 Photo By スポニチ
 元巨人監督で野球評論家の堀内恒夫さん(75)が4日、自身のブログを更新。2日のDeNA戦(横浜)で巨人の北村拓己内野手(28)が登板した件について、あえて言及を避けた。
 この試合では、中6日で先発マウンドに上がった先発左腕・横川がまさかの初回3失点KO。2番手右腕・田中千が3回1失点(自責0)、3番手右腕・船迫が1回無失点と新人2投手がつなぐなか、6回には31歳の4番手左腕・高梨が登板2球目を関根に被弾し、この回途中にリリーフした5番手右腕・ビーディは登板初球を宮崎に2ラン被弾。さらに、7回にはこの日1軍再昇格となった6番手右腕・三上が昨季まで9年間所属した古巣相手に1死しか取れず5失点と7回までに大量12失点となった。

 3―12で迎えた8回、坂本の一発で1点返したが、4―12で迎えたその裏、巨人のマウンドに8番手として送られたのは背番号52。内野手の北村拓だった。そして、直球を主体にスライダーも混ぜて14球。山本に一発を浴びたものの1回1安打1失点に抑えた。

 この“野手登板”について「俺が手書きでつけているピッチャーの個人成績ノートにはなぜか北村という名前が追加されたが」と書き出した堀内さん。「それについてはここで何かを言うことはないかな」とだけつづった。

 巨人の原辰徳監督(65)は2020年8月6日の阪神戦(甲子園)では0―11で迎えた8回に6番手投手として増田大輝内野手をマウンドに送った“実績”がある。

 当時は今回以上に球界OBやファンから様々な意見が出たが、堀内さんは当時「これはやっちゃいけない。」のタイトルでブログを更新しており、「増田大輝がマウンドに立った。これはやっちゃいけない。巨人軍はそんなチームじゃない」と書き出すと「しかも今、首位に立ってるじゃないか。強いチームがそんなことやっちゃダメよ。こんなことして相手のチームはどう思うだろうか。馬鹿にされてるとは思わないだろうか」と原監督の采配を疑問視した。

 そして、「増田がマウンドに立った瞬間俺はテレビを消した。それ以上、観たくなかったからだ」とした堀内さん。いつもは試合後に選手たちへ厳しくも温かいメッセージを送っているが、「この試合のコメントも今日はしたくない。こんなこと絶対やっちゃいけないよ。俺はそう思う」と怒りをこめ、当時はブログを結んでいた。

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