阪神・近本死球後に「ナイスピッチング!」発言 ヤクルトDJが謝罪「状況に応じた判断が必要だった」

2023年09月04日 14:56

野球

阪神・近本死球後に「ナイスピッチング!」発言 ヤクルトDJが謝罪「状況に応じた判断が必要だった」
<ヤ・神>9回、死球を受けうずくまる近本(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 プロ野球・ヤクルトの本拠地神宮球場でスタジアムDJを務めるパトリック・ユウ氏が4日、自身のX(旧ツイッター)を更新。3日のアナウンス内容について謝罪した。
 3日に同球場で行われたヤクルトVS阪神の9回、この回からマウンドに上がったヤクルト左腕・山本大貴の2球目が、阪神・近本光司外野手の右脇腹付近に直撃。近本は痛みに顔をゆがめて倒れ込み、しばらく立ち上がれず、トレーナーや平田ヘッドコーチが駆けつけた。近本は起き上がり、自力で三塁ベンチまで歩いたが、代走・小野寺を送られた。

 山本がその後、無失点でマウンドを降りる際、ユウ氏は球場アナウンスで「ナイスピッチング!」と称賛。このアナウンスに、虎党からは怒りの声が飛び交った。

 このアナウンスについて、ユウ氏は「お詫び 場内コールについて」と書き出し、この件に言及。「9/3(日)の試合において死球後に私が的確ではないアナウンス表現をしてしまいまして多くのファンのみなさん、チーム、関係者の皆さんに不快な思いにさせてしまいまして本当に申し訳けございませんでした」と謝罪した。

 続けて、「皆様から頂きましたご指摘通り状況に応じた判断が必要だったと深く反省しております。この場をお借りして皆さまに深くお詫び申し上げます」と反省し「二度このようなことが無いよう真摯に向き合ってまいります。本当にすみませんでした」と重ね重ね謝罪。「近本選手がご無事であることを心よりお祈り致します」と記した。

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