打席でのタイミングの取り方を調整 レッドソックス吉田が8月18日以来の本塁打

2023年09月04日 10:47

野球

打席でのタイミングの取り方を調整 レッドソックス吉田が8月18日以来の本塁打
<レッドソックス・ロイヤルズ>今季14号を放ち、ターナーに迎えられる吉田(AP) Photo By AP
 レッドソックスの吉田正尚が3日(日本時間4日)、ロイヤルズ戦に「6番・左翼」で先発出場。8月18日のヤンキース戦以来の今季14号を放った。
 地元のボストングローブ紙は「後半の41試合で打率・253、OPS(出塁率+長打率)・669、3本塁打と成績を落としていた吉田は、打席でのタイミングの取り方に取り組んでいたが、試合で結果が出た」と報じている。

 後半の158打数で26三振と、三振数そのものは少ないが、弱い当たりが多かった。そこに3日、打球速度103マイル、角度22度、飛距離415フィート(約126・5m)の一発が出た。通算224勝の名投手ザック・グリンキーのチェンジアップを右中間に運ぶ3点本塁打だった。

 吉田は「大きな一振りだった。打撃練習でずっとスイングに取り組んできて、それを試合でも出す必要があった」と説明している。吉田は2回にもグリンキーからレフトにヒットを放っている。39歳のグリンキーは全盛時ほどの力はないが、吉田の2安打3打点の活躍に、レッドソックスベンチは心強く感じている。アレックス・コーラ監督は「彼は打撃でいくつか取り組んできたことがあった。ここ数日良い感覚を取り戻し、少しずつスイングが良くなってきていた」と話している。

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