中日 3年連続Bクラス、東京D9連敗、50年ぶりの10敗カルテット 加藤球団代表「一切、今は…」

2023年09月11日 07:30

野球

中日 3年連続Bクラス、東京D9連敗、50年ぶりの10敗カルテット 加藤球団代表「一切、今は…」
<巨・中>8回、安打の大島を出迎える中日・立浪監督  (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日 ( 2023年9月10日    東京D )】 中日は東京ドーム9連敗を喫し、3年連続Bクラスが決まった。クライマックスシリーズ進出の可能性が消滅した立浪監督は「これだけ負けている。そこは当然」と受け止め、必死に前を向いた。
 「若い選手が頑張ってはいるけど、兆しがこのところ特に見えてこない。(年間通して)ずっと出たことのない選手は、練習もさせているのでへばりもあるでしょうけど。残り試合もっともっと必死にやっていくしかない」

 投手陣を援護できない定型の敗戦。7回2死二塁から石川昂の右前適時打で、連続無得点を球団ワースト3番目の39イニングで止めるのがやっとだった。「相手にいいプレーがあったにしろ、特に絶好機でなかなか点を取れないのは課題。克服していかないと」。柳は6回2失点で10敗目。涌井(12敗)、小笠原(10敗)、高橋宏(10敗)を合わせた「10敗カルテット」は球団では73年以来50年ぶりだ。

 来季が3年契約の最終年。続投が基本線ながら、試合後に加藤宏幸球団代表は「シーズン中ですから、そういうことについては一切、今は…」と明言を避けた。今季ワーストを更新する借金29。就任1年目で最下位に終わった昨季に続き、立浪竜がどん底に沈んでいる。 (山添 晴治)

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