トータルテンボス藤田 野球は50年100年後マイナースポーツになる「Jリーグのシステムに負けちゃう」

2023年09月11日 19:43

野球

トータルテンボス藤田 野球は50年100年後マイナースポーツになる「Jリーグのシステムに負けちゃう」
「トータルテンボス」の藤田憲右 Photo By スポニチ
 高校野球大好き芸人のトータルテンボス・藤田憲右(47)が浦和学院の森士元監督のYouTube「森士チャンネル」に出演。野球がマイナースポーツに衰退する可能性を指摘した。
 藤田は「50年や100年後、野球はマイナースポーツになっているんじゃないか」と問題提起した。

 その理由として「エリートスポーツ化してきている。強いところと弱いところが二極化している。エリートスポーツ化すると衰退しかなくなる」と説明した。

 浦和学院の監督を退任し、現在は医療のサポートも含めた子供の野球にも関わる森氏も「野球界全体が協力し合って、まずは子供たちの環境を作らないといけない」と指摘した。

 藤田はもっと踏み込んで、野球界の構造を批判。日本サッカー協会(JFA)がピラミッドの頂点として少年サッカーの運営や普及にも資金や人員を提供するサッカー界と比較。「野球界は(権力、資金を)日本野球機構(NPB)が握っているわけではない」と続けた。

 野球は中学も部活、シニア、ボーイズ、クラブチームなど組織がバラバラで「JAPANが何チームもある」と指摘した。「高校になると高野連で一枚岩になるが、大学野球は高野連より(発言力など)強いわけではない。それでNPBがあるから各々の独立リーグみたいなもの。採算も各々がやっているから、Jリーグのあのシステムに負けちゃう」と、野球界もトップダウンの運営が出来る強い組織作りの必要性を訴えた。

 

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