カブス・鈴木誠也 2カ月ぶり3番起用に応える先制適時二塁打

2023年09月11日 03:33

野球

カブス・鈴木誠也 2カ月ぶり3番起用に応える先制適時二塁打
初回、先制適時二塁打を放ったカブス・鈴木(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   カブス―ダイヤモンドバックス ( 2023年9月10日    シカゴ )】 カブスの鈴木誠也外野手(29)が10日(日本時間11日)、本拠地シカゴでのダイヤモンドバックス戦に7月5日(同6日)以来の「3番」でスタメン出場。初回の第1打席で先制点をたたき出し、4試合ぶりの打点を記録した。
 好機を確実に生かした。初回1死二塁、ダイヤモンドバックスの先発左腕・マンティプリーの投じた高めシンカーを叩いた打球は完全に詰まらされて右翼前へ。しかし勢いをなくした打球は、右翼線上にポトリと落ちると、回転がかかった打球はそのまま一塁側スタンドへ。先制のエンタイトル二塁打となり、チームに勢いをもたらした。

 首脳陣の信頼を完全に取り戻した。8月上旬は不振のため、スタメンから外れるケースすらあったが、徐々に本来の打撃力を取り戻した。この試合まで9月の成績は打率・410、3本塁打、10打点。プレーオフ進出争いが佳境を迎える9月に入ってから状態は右肩上がりで、チームの得点源を担っている。

 前日9日(同8日)のダイヤモンドバックス戦で無安打に終わり、連続試合安打は9でストップしたが、好調を買われての「3番」起用。鈴木が存在感を見せつけた。

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