カブス・鈴木誠也 2カ月ぶり3番で決勝打! 初回先制二塁打、連敗を3でストップ

2023年09月11日 05:38

野球

カブス・鈴木誠也 2カ月ぶり3番で決勝打! 初回先制二塁打、連敗を3でストップ
初回、先制適時二塁打を放ったカブス・鈴木(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   カブス5―2ダイヤモンドバックス ( 2023年9月10日    シカゴ )】 カブスの鈴木誠也外野手(29)が10日(日本時間11日)、本拠地シカゴでのダイヤモンドバックス戦に7月5日(同6日)のブルワーズ戦以来の「3番」でスタメン出場。初回の第1打席で先制点をたたき出し、チームの勝利に貢献した。鈴木の今季成績は打率・276、16本塁打、59打点。チームの連敗は3で止まった。
 最初の好機を確実にモノにした。初回1死二塁、ダイヤモンドバックスの先発左腕・マンティプリーの投じた高めシンカーを力負けせずに振り抜いた。打球は詰まりながらも右翼前へ。勢いをなくした打球は、右翼線上ギリギリに落ちると、不規則な回転がかかり、そのまま一塁側スタンドへ飛び込んだ。先制のエンタイトル二塁打で4試合ぶりの打点を記録。鈴木は二塁上からベンチに向けて満面の笑みでVサインを向けた。

 首脳陣の信頼を取り戻した形だ。8月上旬は不振のため、スタメンから外れるケースもあったが、徐々に本来の打撃力を取り戻し、3番に座った。この日で9月の成績は打率・395。プレーオフ進出争いが佳境を迎える9月に入ってから状態は右肩上がりで、チームの得点源を担っている。

 直接ワイルドカード圏内を争うダイヤモンドバックス相手の4連敗を阻止。残り18試合、負けられない戦いの中、鈴木が勝負強さでチームに貢献する。

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