ロッテ・朗希 48日ぶり登板で161キロ復活!3回1失点 “超速”回復で2位死守へ追い風

2023年09月11日 05:30

野球

ロッテ・朗希 48日ぶり登板で161キロ復活!3回1失点 “超速”回復で2位死守へ追い風
<ロ・オ>ロッテ先発の佐々木朗(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ0―2オリックス ( 2023年9月10日    ZOZOマリン )】 満員の観客の温かな拍手に迎えられて、ロッテ・佐々木朗が本拠地ZOZOマリンに帰ってきた。試合開始直後の初球は159キロ。2球目には令和の怪物の代名詞とも言える160キロをマークして、球場をどよめかせた。
 「まずシーズン中に戻れて良かった。ケガなく、投げ終えられたのが一番じゃないかなと思います」

 7月24日のソフトバンク戦で左脇腹を故障して以来、48日ぶりのマウンド。50球前後の予定通り、3回45球を投げて2安打1失点だった。初回2死三塁から森に適時打を浴びたが、3、4球目にはこの日最速の161キロを計測。真の復活へ上々の試運転を行った。

 全力投球まで最低2カ月を要するとされていた。それが、当初の想定を上回る7週間での実戦復帰。黒木投手コーチは「トレーニングや食事、野球への身のささげ方が人より強い。それが早い回復につながった」と分析。次回登板は今後の状態を見ての判断だが、吉井監督は「先発は何人いてもいいので、帰ってきてくれたのはありがたい」と歓迎した。

 26イニング連続無得点の貧打でチームは4連敗。自身も3敗目を喫したが、本拠地ではこの日も含めた8試合で49回を投げ、防御率0・73と抜群の成績を残す。CSで地の利を生かすためにも、2位は死守せねばならない。3位ソフトバンクに1・5差に迫られている中、朗希の復帰を追い風とする。(大内 辰祐)

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