PO目指すブルージェイズがレンジャーズに痛恨の連敗 明日は菊池雄星登板で悪い流れを変えられるか?

2023年09月13日 14:38

野球

PO目指すブルージェイズがレンジャーズに痛恨の連敗 明日は菊池雄星登板で悪い流れを変えられるか?
ブルージェイズ・菊池雄星(AP) Photo By AP
 ア・リーグワイルドカード枠でポストシーズン出場を目指すブルージェイズが本拠地でレンジャーズに12日(日本時間13日)3-6と連敗。ア・リーグ第5シードから第6シードに落ち、この日試合に勝ったマリナーズに並ばれた。
 ブ軍の強みはブルペンで、先発投手はリードした状態でマウンドを降りたい。しかしながら11日のクリス・バシットは2-5、この日の柳賢振は0-3で交代した。ブ軍のジョン・シュナイダー監督は「大変な戦いが続くが、自分たちでコントロールできることをしっかりやって、勝ち星を積み重ねていかないと。シーズンの最後まで戦いは続く。1試合1試合戦っていく。我々にプレッシャーはない。ただしヒットが続かない」と悔しそうに振り返っている。

 残り試合はブ軍が17試合、レ軍が18試合、マ軍が17試合。3球団は0・5ゲーム差以内で競り合っており、この中から2球団がポストシーズンに進み、1球団が脱落する。ただブルージェイズにとって痛いのは、この日の敗戦で今季の対レンジャーズの成績が負け越しになり、シーズン終了時に勝ち数で並んだ時はタイブレークで敗れてしまうこと。対マリナーズも既に負け越しが決まっている。

 ブ軍の問題は打線。地元実況のバック・マルチネスは、試合後「今季はずっと投手陣がチームを支えてきた。今こそ打線が踏ん張る時。すぐに結果を出さないと」と苦言を呈した。主砲ウラジーミル・ゲレロとボー・ビシェットはこのシリーズ2人合わせて16打数0安打とブレーキになっている。

 明日13日(日本時間14日)のブ軍の先発は菊池雄星。今季は28試合に先発し9勝5敗、防御率3・57の好成績だ。レ軍とは今季は初対決だが、過去には5試合に登板、4試合に先発し3勝0敗、防御率3・48と相性は良い。投げ合う相手は左腕ジョーダン・モンゴメリーで対ブ軍の過去の戦績は4勝1敗、防御率4・00となっている。レ軍との今回のシリーズは4連戦。果たして明日の菊池でブ軍は流れを変えることができるのか?

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