DeNA今永 米10球団スカウトの前で気迫の8回11奪三振1失点も8勝目ならず 通算1010K

2023年09月13日 20:37

野球

DeNA今永 米10球団スカウトの前で気迫の8回11奪三振1失点も8勝目ならず 通算1010K
<D・中>7回、代打・大島を打ち取りガッツポーズの今永(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   DeNA―中日 ( 2023年9月13日    横浜 )】 DeNAの今永昇太投手(30)が13日、中日戦(横浜)に今季20度目の先発登板。メジャー10球団スカウトが視察に訪れた中で8回11奪三振1失点の力投を見せた。また、初回にプロ野球史上156人目、球団13人目となる通算1000奪三振をマーク。983回1/3での達成は藤浪晋太郎(阪神、現オリオールズ)を抜いて史上8位のスピード到達となった。
 この日、来季「ポスティングシステム」でのメジャー移籍の可能性がMLB公式サイトで報道された左腕に対し、ヤンキース、ジャイアンツ、レンジャーズなどメジャー10球団のスカウトがバックネット裏に集結。その中で、今季8勝目を狙ってマウンドに上がった今永は、0―0の初回1死、ブライトから5球目の外角高めのチェンジアップで空振り三振を奪い、通算1000奪三振を達成した。プロ8年目で史上8番目のスピード記録。球団では13人目で、生え抜き選手としては02年6月6日のヤクルト戦で達成した三浦大輔(現監督)以来9人目となった。

 4回までに6奪三振を奪う快投を見せていた今永だったが、5回に元同僚の細川に先制ソロを許す。それでも気迫を前面に出した投球で8回まで107球を投げ、7安打11奪三振1失点の力投を見せた。

 しかし、8回の打席で代打を送られ8勝目をつかむことはできなかった。打線は先制された直後の5回にソトが同点の10号をソロを放ったが、8回までわずか3安打で今永を援護できなかった。

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