巨人・原監督「言葉が出ない」3年連続V逸 就任通算17年目初の屈辱「現実は現実と受け止めて」

2023年09月13日 05:20

野球

巨人・原監督「言葉が出ない」3年連続V逸 就任通算17年目初の屈辱「現実は現実と受け止めて」
<神・巨>9回 2死一塁 2盗を試みた代走・重信(右)を顔面タッチでアウトにする木浪(撮影・成瀬 徹) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人0-1阪神 ( 2023年9月12日    甲子園 )】 1点を追う9回2死一塁。巨人の代走・重信が二盗に失敗し、今季のリーグ優勝の可能性が消滅した。通算17年目の指揮を執る原監督にとって、3年連続V逸は初の屈辱。2安打で力なく敗れ「何とかしなきゃいけない。なかなか言葉が出ない」と悔しさをにじませた。
 今季127試合目。打線は西勇の前に二塁さえ踏めず今季11度目の零敗。今季最短のわずか2時間6分で試合が終わった。2、3回は先頭打者が出塁しながら、併殺打でチャンスをつぶした。大久保打撃チーフコーチは「俺の責任。対策を練っていくけど、同じような打ち取られ方は、反省しないといけない。屈辱的な負け方」。甲子園では2勝7敗となり、8回3安打1失点で完投した山崎伊を見殺しにしてしまった。

 阪神とは「勝負強さ」の差が明らかだ。この日の決勝点は8番木浪の犠飛だった。チームの犠飛数は阪神の43に対して巨人は28。ヒットが出なくても確実に得点を奪い、接戦をものにされる象徴的なゲームとなった。

 2位広島、3位DeNAもともに敗れたため、ゲーム差はそれぞれ4・5と1・5のまま。原監督は「現実は現実と受け止めて。もう少し選手も開き直って思い切って暴れてもらいたい。可能性のある限りね」と残り16試合に目を向けた。(川島 毅洋)

 ▼巨人・岡本和(2打数無安打1四球。3年連続のV逸が決まり)残り試合もあるのでCSに向けて頑張ります。

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