ロッテ、球団ワーストタイ17残塁の拙攻で競り負け 吉井監督「これがマリーンズの課題」

2023年09月13日 23:03

野球

ロッテ、球団ワーストタイ17残塁の拙攻で競り負け 吉井監督「これがマリーンズの課題」
<ロ・楽>9回、代打・田村は三振に倒れる(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ3―5楽天 ( 2023年9月13日    ZOZOマリン )】 パ・リーグ2位のロッテは先発の種市が7回3安打2失点と力投したが、打線が球団ワーストタイ、今季両リーグワーストの17残塁の拙攻。2―2の9回に守護神の益田が3失点(自責点2)し、その裏の反撃も1点止まりで、CS進出を争う4位の楽天との直接対決に敗れた。大事な一戦を落とし、3位ソフトバンクに0・5ゲーム差、楽天には3ゲーム差に迫られた。
 吉井監督と一問一答は以下の通り。

 ――先発の種市は7回2失点。
 「良かったと思います」

 ――立ち上がりに若干、制球に苦しんだ。
 「いつもあんな感じですね。立ち上がりは、どんな先発ピッチャーでもちょっと不安なところはあるので。でも、すぐに自分のピッチングができるようになってたので、大丈夫だと思います」

 ――打線の援護がない中で、しっかりとゲームをつくった。
 「そこは関係ないです。打っても打たなくても、抑えるのがピッチャーの仕事なので。打線の援護がないから、どうだっていうのはないですね」

 ――勝ち越しを許した7回の場面については。
 「あそこは過去の対戦相性を見るとあまり良くなかったので、こちらも歩かせて次のバッターと勝負かなと思ったり、もっとゆっくり勝負させた方がいいなって考えたんですけども、考えてるうちに、ゲームが進んでしまって、2ストライクに追い込んで、3球勝負にいって失投して打たれたので、こちらのミスですね。本当に大事に行かなきゃいけないとこだったんで、時間を取るべきでした」

 ――打線については。序盤からチャンスを作りながらも、なかなか得点できなかった。
 「そうですね。これがマリーンズの課題なんですけども。ランナーは出るけど、点が入らない。何とかしたいなとは思ってるんですが、現状、うまくいってないです」

 ――ブロッソーが来日初の3安打も2度の満塁機で凡退。監督の評価は。
 「2軍でしっかり日本のピッチャーに対応するための練習をしてきた。それが表れていると思います。ただ、チャンスの場面では、どんなバッターでも気持ちを入れるんでね。それで良い打撃できるのが良いバッターなので、ゆくゆくは、そうなってほしいなと思ってます」

 ――得点圏に走者を置いた状態で得点するために、これまでも対策したり、打順の組み替えとかやってきたと思うが、最終盤に向けては個人個人でいかに打開していくかということか。
 「いえ。こちらが選手の特徴がちゃんと出るように、準備するのが仕事だと思うので、それは変わらずやっていこうと思います。そして、選手は選手で、自分のできることをしっかり、その場面でやってくれたらいいと思います」

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