駒大が1部復帰へ2季ぶりの勝ち点奪取 左腕・東田が4回無安打無失点と好救援

2023年09月13日 16:40

野球

駒大が1部復帰へ2季ぶりの勝ち点奪取 左腕・東田が4回無安打無失点と好救援
<駒大・立正大>4回無安打無失点と好投した駒大の東田(撮影・村井 樹) Photo By スポニチ
 【東都大学野球2部リーグ・第2週第3日   駒大3―2立正大 ( 2023年9月13日    大田 )】 2部降格後即の1部復帰を目指す駒大が、今季初勝ち点をつかんだ。1部で戦った今春は勝ち点0に終わり、2季ぶりの勝ち点奪取に大倉孝一監督も「そういう面では滑り出しとしては良かった」と充実感を漂わせた。
 1点のリードを細かい継投で守った。先発・高井駿丞(3年=広島商)が2回2失点と苦しんだが、その後は3投手が無失点リレー。6回から4番手としてマウンドに上がり4回無安打無失点と好投した左腕・東田健臣(3年=西脇工)は「春は1部で散々で、貢献できなかったのでいろいろやってきたことが結果につながって良かった」と汗を拭った。

 今春は2段モーションだったが、「体とかも大きくなりバランスが良くなかった」と今季からは2段モーションを封印。スライダーなどの変化球の切れが増したことで「打者の反応が今までと全然違う」と手応えをつかんでいる。

 東洋大との入れ替え戦では登板した2試合とも失点するなど悔しい経験もした。同じ舞台で悔しさを晴らすため「優勝してすぐに1部に返り咲きたい」と今後の戦いを見据えた。(村井 樹)

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