巨人・横川凱 0―0の3回に無死満塁のピンチ招いて降板 3回途中で3盗塁許し、原監督早めの決断

2023年09月13日 19:06

野球

巨人・横川凱 0―0の3回に無死満塁のピンチ招いて降板 3回途中で3盗塁許し、原監督早めの決断
<神・巨>3回、横川(左)に降板を命じる原監督(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2023年9月13日    甲子園 )】 巨人の5年目左腕・横川凱投手(23)が13日に出場選手登録され、同日の阪神戦(甲子園)で今季16度目の先発登板。0―0で迎えた3回に無死満塁とした場面で降板し、6月23日の広島戦(マツダ)以来、先発では5月18日のヤクルト戦(神宮)以来となる今季5勝目を手にすることはまたもできなかった。
 前回登板した2日のDeNA戦(横浜)では初回3失点でKOされ、チームは今季ワースト2位の13失点惨敗。翌3日に出場選手登録抹消となっていた。

 悔しい思いを乗り越え、迎えたこの日のマウンド。初回いきなり無死二塁のピンチを迎えるも無失点で立ち上がったが、2回も無失点ながらピンチの連続。そして、0―0のまま迎えた3回だった。

 先頭の近本に中前打されると、初回に続いて二盗を許し、中野にも内野安打されたあとで二盗されるイヤな展開。続く森下にストレートの四球を与えて無死満塁のピンチを招くと、ここで原辰徳監督(65)がベンチを出て自らマウンドに向かい、投手交代を告げた。

 だが、ここで登板した2番手右腕・松井は4番・大山を三振に打ち取ったあと、5番・佐藤輝に満塁アーチを被弾。前日12日に3年連続のV逸が決まり、逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出を目指す巨人にとっては最悪の結果となった。

 横川の投球内容は2回0/3で打者12人に対して48球を投げ、4安打3失点。2三振を奪い、与えた四死球は2つ、直球の最速は144キロだった。

 ▼横川 粘り切れずにマウンドを降りることになり悔しいです。

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