巨人・原監督辞任に菅野も涙「本当に悔しい、ある意味、忘れられないシーズンに」

2023年10月04日 22:29

野球

巨人・原監督辞任に菅野も涙「本当に悔しい、ある意味、忘れられないシーズンに」
<巨・D25>菅野(左)から花束を贈られた原監督(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人1―0DeNA ( 2023年10月4日    東京D )】 巨人の菅野智之投手(33)がおじでもある原辰徳監督(65)の辞任発表に涙を流した。
 巨人は4日、今季最終戦となったDeNA戦(東京D)で勝利を収め、激動の2023年シーズンを3連勝締め。71勝70敗2分けの貯金1で今季を終え、球団初となる3年連続シーズン負け越しを阻止した。

 試合後に行われた最終戦セレモニーでは、通算17年間に渡って指揮を執った原監督がマイクを通じてファンに低迷を謝罪し、自らの口で今季限りでの辞任を表明。後任監督に阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(44)が就任することも発表した。

 原監督のスピーチ前に選手会長として最初にマイクの前に立った菅野は「まずはじめに、球場に足を運んでいただいた皆さん、テレビの前で応援していただいた皆さん。今シーズンも温かい声援、本当にありがとうございました。選手を代表して皆さんにお礼を申し上げます」とファンに感謝のメッセージ。

 続いて「チームとしては本当に悔しい、ある意味、忘れられないシーズンになりました」と球団初の同一監督による2年連続Bクラスに終わった今季に悔しさをにじませると、「来シーズンは、この悔しさを力に変え、チーム一丸となり、優勝目指して頑張っていきますので、変わらぬご声援をよろしくお願いします」と呼びかけた。

 さらに「来シーズンも、今年のような大歓声のなかでプレーできるのを楽しみにしています。今シーズンもありがとうございました」と話してスピーチを締めくくった。

 その後、今季から主将を務める岡本和真内野手(27)のあいさつがあり、最後におじでもある原監督がスピーチで低迷を謝罪。今季限りでの辞任を表明した。

 原監督のスピーチ後、指揮官への花束贈呈役を務めた菅野はさすがに涙。同じく花束を贈呈した坂本勇人内野手(34)の目にも涙が浮かび、指揮官との別れを惜しんでいた。

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