岡本和真「来年は必ず優勝」 2年ぶり本塁打王も6戦25打席無安打&11戦46打席ノーアーチで終了

2023年10月04日 22:06

野球

岡本和真「来年は必ず優勝」 2年ぶり本塁打王も6戦25打席無安打&11戦46打席ノーアーチで終了
<巨・D25>原監督(右)に花束を贈る岡本和(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人1―0DeNA ( 2023年10月4日    東京D )】 巨人の主砲・岡本和真内野手(27)は41本塁打を放ち、31本塁打で2位のヤクルト・村上宗隆内野手(23)に10本の大差をつけて本塁打王のタイトルを奪回した。
 岡本和の本塁打王は2年連続で本塁打&打点の2冠に輝いた2020年、21年に続いて2年ぶり3度目。昨季は30本塁打を放ったが、日本選手歴代最多の56本塁打をマークした村上に史上最年少での3冠王を許していた。

 ただ、今季最終戦となった4日のDeNA戦(東京D)も3打数無安打に終わり、6戦25打席連続無安打で今季終了。本塁打も史上8人目の東京ドーム通算100号となる41号ソロを9月17日のヤクルト戦(東京D)で相手先発右腕・小沢から左中間スタンドへ放ったのを最後に11戦46打席連続ノーアーチで終戦となった。

 あと1本で、小久保裕紀と並んでいた日本人右打者の球団最多記録を更新するところだったが、それも来季以降に持ち越し。なお、試合前まで岡本和の今季ワーストは7月の10戦47打席連続ノーアーチだった。

 9月25日のDeNA戦(横浜)では2三振を喫するなど3打数無安打に終わり、4安打13三振のチームは0―1で敗戦。クライマックスシリーズ(CS)への自力進出が消滅した。

 翌26日の同戦でも1三振を含む3打数無安打で10打席連続無安打となり、18イニング連続無得点となったチームは23年ぶりとなる2試合連続での0―1敗戦。試合がなかった29日にDeNAが勝ったことで、3年連続V逸に続いて2年連続のBクラスが決定し、原辰徳監督(65)は同一監督では球団初の2年連続Bクラスとなっていた。

 原監督はこの日の試合後に行われた最終戦セレモニーで今季限りでの辞任と、後任監督に阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(44)が就任することを発表。

 原監督のスピーチ前に主将としてマイクの前に立った岡本和は「今年一年、たくさんのご声援をありがとうございました。来年は必ず優勝、日本一となれるように頑張りますので、ご声援よろしくお願いします」とファンに向かってあいさつ。「一年間ありがとうございました!」と締めくくる岡本和らしい簡潔なスピーチに、背後で見守っていた原監督からも思わず笑みが漏れていた。

 ▼岡本和 ホームラン王をとることができてとても光栄に思います。来シーズンは、優勝とタイトルが取れるように頑張ります。
 

おすすめテーマ

2023年10月04日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム