巨人・秋広 規定打席にわずか「4」足らず、今季終了 7月の4戦連発後はノーアーチ

2023年10月04日 20:16

野球

巨人・秋広 規定打席にわずか「4」足らず、今季終了 7月の4戦連発後はノーアーチ
巨人・秋広 Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人1―0DeNA ( 2023年10月4日    東京D )】 巨人の秋広優人内野手(21)がチームの今季最終戦となったDeNA戦(東京D)で「7番・左翼」に入って先発出場。3打数1安打で途中交代し、ブレークした2023年シーズンを終えた。
 シーズン規定打席の443にはわずか「4」足らず。それでも121試合に出場して打率.273(406打数111安打)、10本塁打、41打点。一時は3番、5番などを任されたクリーンアップの座を最後まで守ることはできなかったが、大きく飛躍した一年となった。

 秋広は昨季まで通算1試合出場で1打数無安打の成績だったが、プロ3年目を迎えた今季にブレークした。

 4月末からレギュラーの座をつかむと、7月23日のDeNA戦(横浜)では高卒3年目以内では球団初、NPBでは2010年の中田翔(当時日本ハム、現巨人)以来13年ぶりとなる4試合連続本塁打を達成した。これが今季10号。チームの今季100号にもなったが、この一発を最後に最終戦までノーアーチに終わった。

 守備では、7月29日の中日戦(東京D)後に原辰徳監督(65)から「甘いデミグラスソースみたい」と苦言を呈されたこともあった。

 だが、これも攻守にわたってチームの中心に育ってほしいという“親心”で「でも彼は、いつも言うけど、彼はスタートしたばかりですからね。まだまだ伸びる要素はうんとあるわけだから。それはもうどん欲にね。守備であろうが、走塁であろうが、バッティングであろうが、バントであろうが。そこは1日1日をね、やっぱり糧としてやってもらいたいですよね。我々も甘やかした目で見てしまうとね。何割だとか、どれだけこうしているとか、何番を打っているとか。そういうものは抜きにね。しっかりと、育てていきたいなと思っていますね。あえて厳しく言ったけどね」と愛情を込めて話していた。

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