阪神・岡田監督は「価値がある」と大山と中野を評価 辞任した原監督には「びっくりした」

2023年10月04日 22:26

野球

阪神・岡田監督は「価値がある」と大山と中野を評価 辞任した原監督には「びっくりした」
<ヤ・神>球場を後にする岡田監督(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神4―5ヤクルト ( 2023年10月4日    神宮 )】 最後は守護神・岩崎がつかまり、サヨナラ負け。大竹の13勝&勝率1位のタイトルが勝利とともに消えた。レギュラーシーズン最終戦を終えた岡田監督は「他の投手ではプレッシャーがかかる。まあ、しゃあない」と最後の場面をとらえた。その中でも大山の最高出塁率、中野のフルイニング出場を「価値がある」と評価。辞任を公表した巨人・原監督には「びっくりした。思い出?思い出なんかないわ。勝負やから」と岡田流の惜別コメントを送った。
 ――大竹はあと一歩のところで勝率1位のタイトルを取れなかった
 「なあ。そうや。みんなうまいこといっとったのになあ。まあ、ほかのピッチャー。岩崎は、いかんでもよかったんやけどなあ。ほかのピッチャーは余計プレッシャーかかると思ったからなあ。まあ、しょあないわ。なあ」

 ――9回は大竹のために岩崎を
 「そうや、ほかのピッチャーやったらプレッシャーかかるやろ。お前、若いピッチャーだったら、あの場面で。しょうがない。もう、なあ」

 ――9回無死一、二塁で坂本が走者を送れたら。
 「あーっ、あそこもなあ。スリーバントなあ。おーん。なかなか、芝もぬれているし、なかなか投げれへんのに。のう。普通に(バントを)決めといたらええのに。転がしといたらなあ」

 ――そんな中で大山が最高出塁率、中野が最多安打でタイトル。
 「まあだから、向こうもノーヒットって言うとったからな。だから、もう一つやったんやんか。3つ達成したら一番良かったけど」

 ――大山の最高出塁率は。
 「そら価値があるよ。そらタイトルやからな

 ――4割を超えた。
 「今までがどんな数字か俺も知らんけど」

 ――四球の数が大きい。
 「そらフォアボールやろ。(打率は)2割8分台か」

 ――全試合4番がチームの方針を体現したのは今季を象徴している。
 「おう。でもこれもやっぱり自分のためやからな。ボール球振らないのは、チームのためでもあるし、自分がな、これから率を伸ばしていくには、やっぱりな、自分のためでもあるんやで、でも、そら。まあ、もったいない打席が多かったように思うからな、オレも、去年まではな。だからそういう意味でも自分のためにもな、これから以降、率もああいう形でな、選んでいけば率も上がってくると思うからなあ」

 ――中野のフルイニングも価値がある。
 「うん、そら価値あるよ、そら。ポジションもセカンドやからなあ、フルイニングいうのはなかなか足もないとあかんからなあ、代走とかいらん選手なわけやから。そら価値あると思うよ」

 ――近本は早めに代わったが。
 「デッドボールで何か(背中が)張ってきた言うから、そうやん」

 ――今日でレギュラーシーズン終わり。次に向けて。
 「いやいや、まあまだ日にちあるからなあ、これはまあフェニックスとか行って。次いうても俺らは18日に合わすだけやからなあ。相手がどこかそらお前、わからへんわけやから、どっちになるかな」

 ――巨人の原監督が退任。現役からしのぎを削ってきたが、寂しいのでは。
 「うん。いやまあ、あと1年契約があるから、びっくりしたけどなあ」

 ――前回の監督時代から、どんな存在。
 「いや、もう正式に決まったん?」

 ――原監督本人が発表した。
 「ああ、そうか。いや、フロントのコメントが載ってなかったからな、きょう(の報道)でもな。自分で言うたんかなあって」

 ――契約も残っているし、来季も戦うつもりだったか。
 「いやいや、前(の退任)も契約がなくなったからやん。それだけのことやったやん」

 ――思い出などは。
 「思い出なんか、ないわ」

 ――今年も対戦成績以上に接戦や采配合戦も多かったのでは。
 「うん。まあ、そんななかったよなあ。前回よりも」

 ――まだ一緒にやりたかったのでは。
 「何がやりたいんや(笑)。やりたいとかやりたくないとかじゃなくて、勝負やんか」

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