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大商大 西武ドラ2・上田&広島ドラ2・高に有終の美を! 後輩・渡部「4番の役割に徹する」

2023年11月15日 13:42

野球

大商大 西武ドラ2・上田&広島ドラ2・高に有終の美を! 後輩・渡部「4番の役割に徹する」
明治神宮大会へ向け意気込む(左から)大商大・上田、渡部、高 (撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 「第54回明治神宮野球大会」は15日、開幕した。初の大学日本一を目指す大商大(関西5連盟第2)は初日に登場。1回戦で日本文理大(九州3連盟)と対戦する。優勝候補筆頭の青山学院大(東都大学)も同居する激戦のブロックで、悲願の大学日本一を狙う。
 チームを引っ張るのは、西武からドラフト2位指名を受けた主将の上田大河投手(4年=大商大高)、広島から同2位指名を受けた高太一投手(4年=広陵)。その2人の背中を見てきたのが4番を打つ渡部聖弥(3年=広陵)だ。4年生にとっては集大成の舞台。尊敬する先輩と1試合でも多く一緒に野球を楽しみたい。渡部は「チームが勝つことが一番ですが、2人にはいい場面で投げてもらいたいですし、優勝で送り出したいなと、ひそかに思っています」と言葉に力を込めた。

 右の長距離砲は来秋ドラフト上位候補の呼び声も高い。昨秋に1シーズン5本塁打をマークし、連盟の新記録を樹立。今春の大学選手権2回戦・花園大戦では東京ドームの右翼席上段に特大2ランを放り込んだ。今夏には侍ジャパン大学日本代表にも選出され、アメリカとの第4戦では左翼へ先制本塁打も放った。パワフルな打撃に期待は膨らむ。

 1回戦の相手は日本文理大。V候補筆頭の青山学院大が同居する激戦ブロックを突破するには渡部の爆発が欠かせない。「チームが勝てる一打、しぶとい当たりでも4番の役割を果たすことに徹していきたい」と闘志をたぎらせた。

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