中田翔が巨人退団 ネットざわつく「どうすんねん問題」で話題となった選手と事情は

2023年11月15日 17:06

野球

中田翔が巨人退団 ネットざわつく「どうすんねん問題」で話題となった選手と事情は
巨人・中田翔 Photo By スポニチ
 巨人は15日、中田翔内野手(34)との複数年契約を解除すると発表した。昨年オフに3年契約を結んでいたが、中田翔には契約を終了できる選択権が付与されていており、中田側からオプトアウトの権利行使が伝えられ、球団も了承した。今後、12月1日に公示される球団の保留者名簿には掲載されず、自由契約選手になる。
 この一報にネットでもファンが入り乱れての野球談義が過熱。特に話題に上がったのが中日だった。リーグワースト390得点、71本塁打が響き、2年連続の最下位に低迷。打線強化にはもってこいの存在だが、「来て来て」の大合唱ばかりではない。特に、注目されたのがビシエド。X(旧ツイッター)では「ビシエド」が一気にトレンドワード入りした。

 中田翔とは一塁で守備位置がかぶるだけに、「うーん。。中田獲ったらビシエドのポジションどうすんねん問題発生するんだが。。」「ビシエド放出?そんなのあってはならない。彼は偉人」などの声が上がった。ビシエドは中日での8年間で1003安打、138本塁打を放った打線の軸。性格も温厚で、すっかりチームに溶け込んだ選手でもあり、復活を期待するファンも多い。さらに今季、国内フリーエージェント(FA)権の取得条件を満たしたことで、来季からは日本人選手扱いとなる。外国人枠をうまく使えるという事情もある。

 だが、今季は91試合で6本塁打、23打点と振るわず。結果が出ずに、立浪監督も2軍調整を命じた時期もあった。それだけに、中田翔“加入を喜ぶ”ファンも多く、「ほならね、ビシエドが.270 15本打てばいいんですよ」「打球が前ほど飛距離でなくなって角度も付かなくなってきたのは間違いない」「今年みたいな成績で慢心されても困る」などの声も出た。

 また、仮に中田翔が中日に加入すると、宇佐見の存在もネックになる。今季は一塁、捕手を併用しながら、打率・282と存在感を見せた。ネットでは「捕手は木下石橋がいて、ファーストに中田入ってきたら宇佐見さん大丈夫か」「ファーストが中田になると、宇佐見の出番は減るのかな」などの声も続々と出た。

 選手層が厚くなるのは間違いないが、「石川昂にしろビシエドにしろ、ベンチ要員は勿体ない」との声も…。通算303本塁打を放った中田翔だけに、他球団も含めて、去就には大きな注目が集まりそうだ。

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