大商大が初戦敗退 西武2位・上田が4回4失点「全国では少し浮くと…」V候補、開幕日に散る

2023年11月15日 20:23

野球

大商大が初戦敗退 西武2位・上田が4回4失点「全国では少し浮くと…」V候補、開幕日に散る
<日本文理大・大商大>試合に負けベンチに引き揚げる大商大・上田(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 【明治神宮野球大会大学の部1回戦   大商大3―7日本文理大 ( 2023年11月15日    神宮 )】 大商大が日本文理大に3―7で敗れて初戦で敗退した。
 西武からドラフト2位指名を受けた最速154キロ右腕・上田大河(4年)は、先発して4回6安打4失点で降板。0―1の3回に4安打3失点を献上するなど踏ん張り切れなかった。

 「直球は走っていたと思う。ただレベルの高い全国では、少し浮いた球を捉えられた。絶対に勝たないといけない試合で勝てなかったのは自分の責任。悔いがないというより、まだ負けた実感がなくて…」

 高は、0―5の6回2死満塁で登板を志願し、初球のスライダーで右邪飛に抑えた。10月下旬に左足首を捻挫して離脱していたものの、全国大会で復帰登板。直後の攻撃で代打を送られたため、打者1人で交代となったものの、「あの場面で手を挙げて登板できる性格ではなかった。この4年で精神的に成長できました」と目に涙を浮かべながら大学ラスト登板を振り返った。

 ◇上田 大河(うえだ・たいが)2001年(平13)11月15日生まれ、三重県尾鷲市出身の22歳。尾鷲市立宮之上小1年から尾鷲野球少年団で野球を始め、東生野中ではナガセボーイズに所属。大商大高では1年春からベンチ入りし、2年秋から背番号1。大商大では、大学日本代表として今年7月の日米大学野球選手権大会に出場。遠投120メートル、50メートル走6秒5。1メートル82、86キロ。右投げ右打ち。

 ◇高 太一(たか・たいち)2001年(平13)7月26日生まれ、愛媛県新居浜市出身の22歳。広陵では3年春に背番号17でベンチ入りして選抜出場。大商大では1年秋から登板してリーグ戦通算12勝。50メートル走6秒5、遠投100メートル。1メートル80、80キロ。左投げ左打ち。

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