ドジャース 由伸に背番号「18」準備!大谷とW獲り本気 ドジャースタジアムでチーム首脳と面談

2023年12月14日 02:30

野球

ドジャース 由伸に背番号「18」準備!大谷とW獲り本気 ドジャースタジアムでチーム首脳と面談
オリックス時代の背番号「18」をドジャースは山本に提示か? Photo By スポニチ
 オリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す山本由伸投手(25)が12日(日本時間13日)、ドジャースタジアムでドジャース首脳と面談を行ったと複数の米メディアが伝えた。大谷翔平投手(29)に続く移籍市場の大物ダブル獲りへ、背番号は日本のエースナンバーでオリックスでも背負った「18」を準備。先発投手補強が急務で、大谷の異例の後払い契約で生まれた補強資金をつぎ込む。
 米サイト「バリースポーツ」のラッセル・ドーシー記者は「本拠地で山本サイドとドジャースが面談した」と報じた。この日の午前中はスタジアムツアーが中止され、グッズストアも閉める厳戒態勢が敷かれた。数日前に一部で大谷の入団会見を準備か?とも噂されていたが、訪れたのは日本が世界に誇るもう一人の右腕だった。

 さらにドジャース専門サイト「ドジャースネーション」のダグ・マケイン記者は同時間帯に撮影されたと思われる、球場全景の動画をリポスト。左中間の場内ビジョンは英語、右中間には日本語で「ドジャースタジアムにようこそ!山本由伸投手18」と記され、現在空き番である18番のド軍ユニホーム姿で投げる山本の合成画像が映し出されていた。

 15球団近い争奪戦の中、山本は12月上旬に来日したメッツのスティーブ・コーエン・オーナーと日本で会食。その後渡米し、10日にジャイアンツ、11日にはヤンキースと面談を重ねた。ド軍はエース左腕カーショーがFAとなり、左肩手術で再契約しても復帰は夏場以降。先発投手の今季防御率4・57は両リーグ20位で、補強が急務だ。右肘手術の大谷も来季は投手としてはプレーできず、右肘手術から復帰のビューラーと、今季11勝のミラーの2枚しか固まっていない。オリックスで山本が背負い、ド軍でも黒田博樹、前田健太がつけた「18」番を準備し、歓待して熱意を示したとみられる。

 契約総額は3億ドル(約438億円)とも予想される。スポーツ・イラストレーテッド誌の名物記者トム・ベルデューチ氏のポッドキャストによると、球団は大谷に「もう一人日本人がいても構わないか?」と質問。大谷は「いきましょう、そういうことのための後払いですから」と答えたという。10年総額7億ドル(約1022億円)の巨額契約ながら、97%を後払いにすることで、ぜいたく税の計算上では毎年2400万ドル(約35億円)を浮かすことができる。勝つために、選手補強の足かせになりたくないという大谷からの要望で、早くも恩恵が発揮されるかもしれない。

(2人で1460億円/) 今後はレッドソックス、ブルージェイズなどとも交渉予定と報じられている。残る獲得候補球団との面談を終え決断へ。大谷と2人で総額10億ドル(約1460億円)というダブル獲りへ、最も日本となじみの深い名門球団は本気だ。

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