「原語録」プレーバック3次政権19~23年「ジャンボ鶴田になってたなっ!」

2023年12月14日 05:30

野球

「原語録」プレーバック3次政権19~23年「ジャンボ鶴田になってたなっ!」
21年、宮崎神宮の鳥居の前でガッツポーズする原監督 Photo By スポニチ
 語り継がれる「原語録」プレーバック。計17年に及んだ巨人の監督生活の中で掲載された歴代マイクを、それぞれの政権ごとに振り返ります。以下、3次政権の19~23年。
 ◎母校・東海大の農学部から学生が栽培、製造加工した骨付きハムやベーコン、米などを手渡され、学生らと記念撮影しながら「一緒に校歌を歌おうか!」(19年2月6日)

 ◎キャンプを訪れたOBの谷佳知氏に「打ちたかったらバッティングしてもいいから」。ぜひとも打つ姿を見たかったです。(20年2月13日)

 ◎1日付の東京版1面は、宮崎神宮で右手を天に掲げる写真。新聞を目にした指揮官は「ジャンボ鶴田になってたなっ!」。豪快な「オー!」ポーズありがとうございました。(21年2月2日)

 ◎コロナ感染から復帰した巨人・ウィーラーが本職ではない二塁でイースタン・リーグの西武戦に出場。「においを感じたんじゃない?“セカンドはおいしそう”と」。開幕から固定されていないポジションです。(21年4月21日)

 ◎DeNA戦が雨天中止となり「(坂本)勇人も、(菅野)智之も喜んでいるかもしれないよ。野戦病院に入っている連中が」。ケガで戦列を離れている主将とエースにとっては大きな中止です。(21年5月14日)

 ◎全セの監督を務め、第2戦が行われる仙台への移動前、「暑いな~、今年は40度になるぜ」。全国的に今年一番の暑さを記録したように、球宴も熱い試合でした。(21年7月18日)

 ◎日本ハム・新庄監督が練習を高い台の上から見られる通称「原タワー」を導入すると宣言したことに「特許を申請してなかったね」。まさかまねされるとも思いませんからね。(22年2月6日)

 ◎ロングティーを見守っていた際、「あれ?新外国人か?」。このオフに体重を20キロも増やした中田が大飛球を連発していました。(22年2月10日)

 ◎きょう15日の日本ハムとの練習試合で岡本和の出場について「まだ早いでしょう。大将だから」。ビッグベビー、若大将を経て“昇格”したようです。(22年2月15日)

 ◎1軍キャンプに合流した今村のブルペン投球を視察。顎が上がるしぐさを見せながら「ブルペンでは頭を振らないけど、試合になると振る傾向がある。顎にひもをつけておかなきゃ」。小学生みたいですね。(22年2月16日)

 ◎巨人・山瀬に熱心に打撃指導を行い、内容を問われて「イロハのイの部分だよ」。その後のロッテとの練習試合でタイムリーを放つと「じゃあ、ハくらい教えようかな」。「ロ」は飛ばすようです。(22年2月18日)

 ◎1軍練習に合流した新外国人のシューメーカーとアンドリースからあいさつされて「マットとマット!」。どちらもファーストネームがマットです。(22年3月19日)

 ◎小林と大城を併用する捕手について「小林は守るという部分においては一番。大城はずっと使っているとスタミナがないもんだから、ちょうどいいところでね、2人合わせると、3人分くらいになる」(22年4月4日)

 ◎前夜にサッカー日本代表の森保一監督と偶然会ったといい、「名刺交換したよ。攻撃という点では通じるものがあるのかな。どう?雑観くらいになる?」。よく「雑観」(新聞用語でスポニチでは15行程度の原稿)をご存じで…。(22年5月16日)

 ◎キャッチボールを終え、報道陣を見渡しながら「(オフに草野球の)チームをつくろうか?入団テストで。そうだな、50メートルを10秒以内で走れる人」。草野球のハードル設定ですが、厳しいかもしれません…。(22年5月20日)

 ◎19日にプロ初打点をマークした中山が「できることを100%という気持ち」とお立ち台で発言したことを受け「2年生に教えられてるよ」。プロ2年目の20歳の言葉に感心しきりでした。(22年5月21日)

 ◎8回を終えた時点で球数が122だった戸郷が、最後まで投げきったことに「(8回で)130を超えていたらちょっと考えるけど…。血圧か、それじゃあ」(22年6月11日)

 ◎ブルペンで新外国人投手のグリフィンの投球練習中に打席に。印象を問われると「敵にしなくて良かったよ」。仕上がりは順調なようです。(23年2月9日)

 ◎テレビカメラに向かって熱男ポーズを決める松田の横を通ると「マッチ!明日は特別に休み!」。きょう20日は予定通り、休養日です。(23年2月20日)

 ◎開幕投手について「複数の候補の中から?」と問われると「複数というのは、2人以上ってこと?複数といえば複数ですね。“ズ(s=英語の複数形)”がつくやつだね」(23年2月28日)

 ◎今季初の甲子園での阪神戦が雨天中止になり「天気は神のみぞ知る。我々が入っていけない領域なのよ」。今季初の雨天中止を前向きに捉えていました。(23年4月26日)

 ◎今春の第5回WBCで世界一を奪還した侍ジャパンの面々とともにセイコーの腕時計を贈呈され「私は“役得”という形で、この時計を頂いたのか…」。09年の第2回大会では監督として世界一。国際的な活躍で日本球界の価値を高め、グローバルな認知度の向上に大きく貢献したとして贈呈されました。(23年5月26日)

 ◎デビュー戦で守備中に転倒したドラフト1位・浅野について「僕はたまたま、あの時は目をつぶっていて、見えなかったですね」。指揮官の優しさです。(23年7月9日)

 ◎甲子園に到着した際、報道陣から試合中のベンチの暑さについて問われると「外は蒸すけど、中はね、(冷風機など)甲子園は待遇はいいんだよ」(23年7月28日)

 ◎巨人・川相総合コーチは内野手にノックしながら「次、フライね。小飛球いくよ」と宣言。その打球を見て「本当に小飛球だったな…」。自在に打ち分けるノックの名手です。(23年8月2日)

 ◎前日に続きコンタクトレンズを外して指揮を執ったのかと聞かれ、「いやもうそのことはノーコメントで。ご想像にお任せします。聞かれるかなと思っていたよ」。(23年8月14日)
 

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