阪神・椎葉、猛虎史上4人目の160キロへ!「速い投手はみんな背中がデカい」ウエートでの肉体強化意欲

2023年12月17日 05:15

野球

阪神・椎葉、猛虎史上4人目の160キロへ!「速い投手はみんな背中がデカい」ウエートでの肉体強化意欲
ゴムチューブを使ってトレーニングする阪神ドラフト2位・椎葉(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 猛虎史上4人目の「160キロ」を視界に捉える。阪神のドラフト2位・椎葉剛投手(21)が16日、鳴尾浜球場で自主トレを行い、ウエートトレーニングによる、さらなる肉体強化に意欲を示した。
 「ウエートはしていきたいと思います。背中のトレーニングが好き。球が速い投手はみんな背中がデカいので、大事だと思います」

 実は、“ウエートトレ歴″は浅い。「筋トレをしたら体が硬くなる」と今年、四国・徳島に加入するまでウエートトレを行わなかった。だが徳島のトレーナーの助言を受け、本格的に着手。「そこからはウエートばっかりしていました」。すると、入団から1年足らずで最速が11キロもアップした。本人も「続けてきたからこそ、球速が伸びたと思っています」と、その効果を実感。すでに最速159キロをマークしており、このままトレーニングを継続して肉体強化を続ければ、160キロの大台に乗る日も近い。

 阪神ではドリス、藤浪、スアレスに続く大台到達の可能性を秘める右腕は、石井、片山らで構成される“チーム筋肉”にも興味津々。この日は鳴尾浜球場のトレーニングルームで汗を流す石井の姿に熱視線を送り「聞きたいことはいっぱいあります。(チーム筋肉は)気になります」とニヤリ。名前通りの「剛」腕ぶりを発揮すべく、マッスル化計画を推し進める。(松本 航亮)

 《石井は椎葉との“独立継投”意欲》石井がトレーニングのため鳴尾浜の施設を訪れ、同じ四国アイランドリーグplus出身のドラフト2位・椎葉(四国・徳島)からあいさつを受けた。椎葉がプロでの実現を期す“独立リレー”には「2人とも右のオーバー(スロー)なんで、夢がかなうか分からないけど、負けないように頑張ります」と応じた。またウエートトレ愛好者で結成している“チーム筋肉”への勧誘については、「そこは慎重に声を掛けたい」と、まずは方向性を確認する方針を示した。

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