阪神・大竹、来季は「大雨」ではなく「大波」や! サーフィン挑戦「グラグラ」でも投球へのヒントつかんだ

2023年12月17日 05:15

野球

阪神・大竹、来季は「大雨」ではなく「大波」や! サーフィン挑戦「グラグラ」でも投球へのヒントつかんだ
サーフィンに挑戦した大竹(本人提供) Photo By 提供写真
 来季は「大雨」改め「大波耕太郎」が勝利の波に乗る。阪神・大竹が、優勝旅行先のハワイでサーフィンに挑戦した。10日に結婚を発表したばかりの愛妻とウエットスーツに身を包み、波乗りを堪能した。
 「悔しいけど、妻の方がうまい。いやー!とか言いながら100メートルくらい、スーって」

 半面、自身は「一応(ボードに)立てるんですけど、グラグラして…」と苦笑い。それでも、タダでは沈まない。ライディング(波に乗ること)、そして投球につながるヒントもきっちりつかんだ。

 「(波乗りのコツは)脱力。あとは視界を広く見ること。狭く見たら絶対無理。最後の方は(左右に)180度近くまで視野を広げたら、うまくいった」

 シーズン中から調整に合気道を取り入れるなど、野球以外からも成長のエキスを抽出。今回のサーフィンからも学ぶことは多く「調子が悪い時は狭く見ちゃう。広く見られたら(野球もサーフィンも)どっちもうまくいく」と視野の重要性を再確認。投球でも捕手のミットに視線が集中してしまう時ほど、結果が伴わない。来季も視野を広く持ち、今季の12勝を上回るビッグウエーブを巻き起こす。

 「広い球場の中のミットという見方ができるのか“ミットだけ”と見ちゃうのか。点なのか、周辺視野なのか…で差が出る」

 常夏の島でのアクティビティーを飛躍へと波及させる。真価を問われる大竹の24年。眼前に広がるハワイの海ほどの広大な視野で試合を支配し、今季同様、調子の波が少ないシーズンを目指していく。(八木 勇磨)

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