松井秀喜氏が「非常に尊敬する先輩」と明かした巨人のレジェンド2人「人が見ていないところを…」

2023年12月17日 20:06

野球

松井秀喜氏が「非常に尊敬する先輩」と明かした巨人のレジェンド2人「人が見ていないところを…」
松井秀喜氏 Photo By スポニチ
 BS5局共同企画「テレビが伝える“プロ野球”~あの歴史的瞬間、そして、未来へ~」の第1弾「巨人90周年~粋を継ぐ者~」(後7・00)が16日にBS日テレで放送され、OBの松井秀喜氏(49)が「粋」だと思う人物について語った。
 米ニューヨークで番組の単独インタビューに応じた松井氏。巨人が来年、区切りの球団創設90周年を迎えるとあって番組側が「九十」にちなんで「粋」だと思う巨人関係者を尋ねると、松井氏は「う~ん」とまずはうなった。

 そして、「私もそうですけど、ジャイアンツっていうのはね、アマチュア時代から注目されて。(高橋)由伸もそうですしね、上原(浩治)もそうですし、(阿部)慎之助ももちろんそうですね、原(辰徳)さんも」と話し始め「そういう(ドラフト1位入団の)スターたちがね、非常に注目されて。スターがジャイアンツの歴史をつくってきたっていう部分は、これはもちろん大きな部分としてはあるかもしれないですけど。でも、尊敬するのはドラフト下位で入ってきてね、でも泥臭く這い上がってきてね、なおかつジャイアンツの中心としてなくてはならない選手になった人っていうのはね。私の先輩キャッチャーの村田さん。で、川相さん。その2人は、私、非常に尊敬する先輩で」と村田真一氏(60)と川相昌弘氏(59)の名前を挙げた。

 村田氏は1981年ドラフト5位入団ながら正捕手となり、現役引退後にはヘッドコーチも。投手として1982年ドラフト4位で入団した川相氏は内野手に転向後、犠打の世界記録を樹立し、来季は内野守備コーチを担当することになっている。

 「決してね、高い期待で入ってきたわけじゃないと思うんですよ。そういう、泥水飲んででも這い上がっていくんだっていうね」。

 さらに川相氏については「10年間ずっとロッカー隣だったんですよ、東京ドームで。親父ギャグが好きな人でね。本当につまらないダジャレいつも言ってて」と楽しそうにいじったうえで「でも、川相さんの試合に入る準備ですよね。いつも隣で見てて。細かい、人が見ていないところをしっかりしているからこそ這い上がってきて、なおかつね、バントの世界記録をつくられて。決してスターにはできない部分をね、ずーーーっと時間かけてやってきたんだと思うんですよね。尊敬しますね、やっぱりね、ええ」と話していた。

おすすめテーマ

2023年12月17日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム