日本ハム・江越 場外V弾!「自分が一番びっくりしました」

2024年02月12日 06:00

野球

日本ハム・江越 場外V弾!「自分が一番びっくりしました」
<日・楽>8回、2ランを放つ江越(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【練習試合   日本ハム4―2楽天 ( 2024年2月11日    名護 )】 球場の誰もが言葉を失った。同点の8回無死一塁。日本ハム・江越の打球は左翼の防球ネットを越え、後方に広がる沖縄の海に消えた。楽天・松井の高め直球を捉えた決勝の場外2ラン。打った本人も「自分が一番びっくりしました」と、目を丸くした。
 「8番・右翼」で先発し、3打席目まで無安打2三振。大半の選手が2打席ほどで交代する中、与えられた4打席目をものにした。新庄監督は「明日(沖縄で)雪らしいね」とおどけながら、「パワーはゴリラぐらいあるので当たればいい」と及第点を与えた。

 阪神からトレード加入した昨季は、自己最多100試合出場も打率.180。オフは米トレーニング施設「ドライブライン」で動作解析を行い、高めの直球に対して右肩が下がる欠点を修正した。3打席目までは「(ボールと)距離を取ろうとして右肩が下がっていた」と悪癖が顔をのぞかせたが、地面と平行に肩を回すイメージが快音につながった。

 前日は阪神時代にともにプレーした福留孝介氏から打撃指導を受けた。「手を早く使うことで(ボールの)つかまりが良くなる。本塁打はまさにそういうイメージ」。打力を磨き定位置をつかみ取る。(清藤 駿太)

おすすめテーマ

2024年02月12日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム