楽天ドラ1・古謝がシート打撃初登板で2つの収穫、初安打に鼻の下伸ばした?同期もK斬り

2024年02月12日 19:40

野球

楽天ドラ1・古謝がシート打撃初登板で2つの収穫、初安打に鼻の下伸ばした?同期もK斬り
<楽天金武キャンプ>シート打撃に登板した古謝(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 楽天のドラフト1位・古謝樹投手(桐蔭横浜大)が12日、シート打撃に初登板し2つの収穫を得た。
 最速153キロの左腕は、この日最速147キロだった直球について「指にかかったボールは差し込んでファウルを取れた。真っすぐだと分かっている中でも真っすぐを投げたり。その反応を見たりして、自分の中でも本当に指にかかった真っすぐなら通用するんじゃないかな、とは投げていて思いました」と手応え。初対戦となったプロの打者を軸球で押し込みカウントを整え、打者計11人に47球を投げ2安打無失点、2四球だった。

 もう一つがチェンジアップで、太田とドラフト6位の中島(青学大)から空振り三振。右打者の太田だけでなく、左の同期も斬った。「右打者にはありがちだが、対左にも凄く有効的に効いていた。あの空振りを見ても、打者はそもそも頭になかったのかもしれない」と今江監督。学生時代、左には主にツーシームを使っていたが「そうしないと抑えきれない場面も出てくる。今日は出来過ぎだと思うので、確率を上げたい」と新パターンの可能性にうなずいた。

 12球団の今季初実戦となった前日の日本ハムとの練習試合では、中島がチーム新人一番乗りで実戦出場し、初打席で初安打となる中前打を放っていた。学生時代に対戦経験はないが、前日からシート打撃で対戦するかもねと会話を交わしており「何が何でも抑えてやろうと、他の選手よりも気合入ったので」。刺激となった理由もあった。前夜にストレッチルームで新人3選手が一緒になったが「(中島が)結構のろけていたので。ちょっと鼻の下が伸びて照れたり。明日、打ち取るしかないと思っていました」と笑いを誘いながら明かした。

 実戦初登板は18日の日本ハムとの練習試合に決定。「味方同士のシート打撃なので、なかなか厳しいコースとか、投げづらさはあった。力強い真っすぐを継続していきたい」と目標とする開幕ローテーション入りへ、さらに段階を上げていく。

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