パドレス・松井 流ちょうな英語のスピーチは「英語の先生と一緒に作りました」

2024年02月12日 05:47

野球

パドレス・松井 流ちょうな英語のスピーチは「英語の先生と一緒に作りました」
キャンプインのメディア対応でマルチリンガルぶりを発揮する松井 Photo By スポニチ
 パドレスの松井裕樹投手(28)は11日(日本時間12日)、バッテリー組キャンプイン初日に英語、スペイン語で約1分45秒間に渡り挨拶。カンニングぺーパーなしに流ちょうな言葉で話す松井に米メディアからは一斉に感嘆の声が沸き起こった。
 その後の質疑応答では韓国メディアからチームメートになるキム・ハソンとコ・ウソクの印象を問われると韓国語で対応。日本語を含め4各語を操る『マルチリンガル』ぶりを発揮し、メディアの心を大きく打った。

 松井との一問一答は以下の通り。
 ーーコーチ陣とのやり取りは。
「ピッチャーとバッテリーなんですけど、皆さん親切に接してくださって、いい人たちばかりですごくやりやすくやらせてもらってます」

 ーー日本ではクローザーをやっていたが、こちらではどういった準備を。
 「もちろんリリーフとしての準備をしっかりしてきたんですけど、投げるポジションについてはまだ実績もないですし、しっかりとこっちのバッターを抑えていって、勝ちゲームで投げられるように頑張っていきたいなと思っています」 

 ーー今の調整はどういった段階か。
 「昨日ブルペンに入って43球投げたんですけど、サンディエゴにちょっといてこっちに来たんですけど、ちょっと寒かったりもあったので。もう1回しっかり自分の投球の強度を出していって、あと1回ブルペンが入って、2回ライブBPが入ってゲームになるので、バッターにしっかり投げられるような準備をしていきたいです」

  ーーメジャーの打者に対する準備としてキャンプで重要になってくることは。
 「開幕に向かってすごく大事なプロセスになると思いますし、日本の時の有効なボールだったり、軸になっていくボールがもしかしたら違うかもしれないので、そこはやっぱり早く見つけられるようにキャッチャーとうまくコミュニケーションを取ってやっていければなと思います」

 ーーコミュニケーションをとったチームメートは。
「ダルビッシュさん以外ですか?スティーブン(ウィルソン)とロッカーが隣で、ストレートがホップするという似た性質を持っているので、ストレートと変化球について話をして、ミニキャンプでも皆さんに良くしていただいたので」

 ーーここまでブルペンは何回か。「自主トレ中も2回入ってましたし、ミニキャンプでも2回入りましたし。日本でも入りましたし、かなり入ってます」

 ーー立場が決まっていたこれまでとは違い、回りに見られる中での調整になると思うが。
 「やりすぎないくらいに前のめりにやってます」

 ーーアメリカに来て想定外だったことは。
 「想定外はないですけど、車が車線が逆なので、1回右折で奥に入りました」

 ーー最初のスピーチはだいぶ練習したか。どんな思いを。スペイン語も混ぜた。
 「はい。サンディエゴというところで、メキシコも近いのでスパニッシュも入れてというところで。英語の先生と一緒に作りました。(家庭教師がいるのか?)はい」

 ーーいつ頃からか。
 「シーズンオフに結構にバーッやって、シーズン中は忙しいので。コロナのあたりからちょこちょこと」

 ーースピーチの練習をダルビッシュや通訳に聞いてもらうことは。「ズームでその先生と、自主トレ中に取材していただいた方々がいるんですけど、その方に聞いてもらいました。緊張しました」

 ーー流ちょうだった。
「ありがとうございます。(自信は)ないですよ。覚えた言葉を言う方が逆に難しいというか。でも普通の英語は聞くよりも言葉が出てこないので。たくさん聞いて勉強したいですね」

 ーーユニホームを着た時の気持ちは。
 「気持ちは高ぶりました」

 ーーダルビッシュと会話は。
 「サンディエゴからこっちに来たんですけど、サンディエゴでもよくしていただいて、本当に感謝しかないです」

 ーー頼もしく感じる部分は。
 「言葉では表せないくらいの存在の大きさですし、頼もしいって言ったらおこがましいですけど。頼りにしてます」

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