オリ・杉本「ユニバかと思いました」 パ王者のキャンプ地に大観衆

2024年02月12日 05:45

野球

オリ・杉本「ユニバかと思いました」 パ王者のキャンプ地に大観衆
大勢のファンに囲まれたオリックス・杉本(左端の中央付近)(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 宮崎で「オリ・フィーバー」が巻き起こった。3連休の真ん中だった11日、オリックスのキャンプ地・清武運動公園に2万9196人の大観衆が詰めかけた。16年2月14日の2万8500人を超え、宮古島から拠点を移した15年以降では最多を更新。周辺道路は渋滞し、食事やグッズ店では品切れが続出するなど、リーグ3連覇中の強さだけでなく、人気面もうなぎ上りだ。
 今春キャンプ3度目の12球団最多観衆で、選手会長のラオウ・杉本は「ユニバ(USJ)かと思いました。うれしいです。できる限り時間があればサインとかしようという方針だし、うれしいので続けていきたい」と目を丸くした。「能登半島地震義援金」の募金活動や196人の小学生が参加した野球教室も実施。ベテラン、若手もサイン、写真撮影などに応じた。

 小浜裕一球団本部長は「10年目ということで、宮崎にようやく根付けたのかなと。3連覇したことで、全国から集まっていただける球団になれたのかな」と分析した。連休を利用して神奈川県から来たという橋口美緒さんは「カッコいい選手が多いし、凄くファンを大事にしてくれる」と大満足。大阪府堺市の村上亮さんは「強いだけじゃなく、ファンサービスもチームの雰囲気も日本一やと思う」と鼻息が荒かった。(山添 晴治)

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