【センバツ】近江・西山14Kの力投報われず…延長10回タイブレークまさかのサヨナラ暴投で幕

2024年03月18日 18:52

野球

【センバツ】近江・西山14Kの力投報われず…延長10回タイブレークまさかのサヨナラ暴投で幕
<熊本国府・近江>10回、暴投でサヨナラを許し呆然とする近江・西山(中央)(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【第96回選抜高校野球大会第1日第3試合   近江1―2熊本国府 ( 2024年3月18日    甲子園球場 )】 第96回選抜高校野球大会が18日、甲子園球場で開幕した。第3試合は、2年前準Vの近江(滋賀)はタイブレークの末1―2で、春夏通じて初出場となる熊本国府(熊本)に敗れた。
 まさかの幕切れだった。ここまで14個の三振を奪う力投を見せていた近江の西山恒誠(3年)の暴投で幕を閉じる形となった。

 近江は3回、2死走者なしから1番・森島海良(3年)が左中間への二塁打を放つと、2番・岡本一倖(3年)が右前にタイムリーで先制した。しかし、何度もチャンスをつくりながらも、熊本防府の先発・坂井理人(3年)と8回から登板の左腕・植田凰暉(3年)にあと1本が出なかった。

 第1試合は八戸学院光星(青森)が延長タイブレークの末、関東第一(東京)を5-3で下して2016年以来8年ぶりに初戦を突破。大会第1日に延長戦が2試合行われるのは1968年、2022年に続き史上3度目。2試合タイブレークは史上初となった。タイブレークは夏の選手権が2018年、センバツでは19年から導入され、当時は延長13回以降が対象。センバツ初適用は21年。昨年センバツに延長10回からが対象となった。

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