熊本国府・山田監督 近江・多賀監督との“33歳差対決”に気合

2024年03月18日 05:00

野球

熊本国府・山田監督 近江・多賀監督との“33歳差対決”に気合
握手する近江・多賀監督(左)と熊本国府・山田監督(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【第96回選抜高校野球大会・開会式リハーサル ( 2024年3月17日    甲子園 )】 監督対談で両指揮官の年齢差33歳が話題に上がると、31歳の熊本国府・山田祐揮監督は「自分の父親は55歳。それより年上の方と試合ができる」と話した。64歳の近江・多賀章仁監督は山田監督がまだ生まれていない89年に監督に就任し、甲子園で春夏1度ずつ準優勝の経験を持つベテラン。青年指揮官は「凄くいろんな引き出しを持たれている方だと思うので、何か上回れるように」と意欲を燃やした。
 熊本工の選手として1度、宮崎・日南学園のコーチで3度、甲子園を経験。監督として初めて晴れ舞台に臨むが、チームの状態は上々だ。今春の対外試合は8戦全勝。特にエース右腕の坂井理人(3年)は計13イニングを投げて無失点と好調だ。山田監督は「状態としては想像よりもかなり上振れ。“これで満足してはいけない”と意識しながらやってくれている」と雰囲気の良さを感じ取っている。

 本番当日は学校からエアロビック・チアダンス部、サッカー部など約400人の応援が駆けつける予定。野田希主将(3年)は「いい報告ができるように頑張りたい」と思いを話した。 (杉浦 友樹)

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