山梨学院 連覇へ“史上最弱世代”が挑む 吉田監督「自分たちの持っているものを出すことだけに集中」

2024年03月18日 05:00

野球

山梨学院 連覇へ“史上最弱世代”が挑む 吉田監督「自分たちの持っているものを出すことだけに集中」
リハーサルで優勝旗を返還を行った山梨学院・中原主将(左)、梅村(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 【第96回選抜高校野球大会・開会式リハーサル ( 2024年3月17日    甲子園 )】 “史上最弱世代”が過去3度しかない春連覇へ挑む。昨春、山梨県勢として初の日本一へ導いた山梨学院の吉田洸二監督は開幕を目前に控え、「自分たちの持っているものを出すことだけに集中したい」と語気を強めた。
 昨春ベンチ入りしていた下級生は二村仁功(ふたむら・にこう=3年)のみ。例年に比べて経験値が少なく、昨秋は指揮官も「このチームで選抜に出るのは、連覇するより難しい」と頭を悩ませていた。しかしナインは戦うごとに成長し、昨秋の関東大会では準優勝。“ひと冬でふた冬越す”を合言葉に厳しいオフも乗り越え、全員で甲子園へ帰ってきた。

 春連覇となれば中日・根尾らを擁した17、18年の大阪桐蔭以来の快挙。中原義虎主将(3年)は「ここまで来たら一戦必勝で戦うだけです」と力強く、最弱世代の逆襲を予感させた。(村井 樹)

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