パドレス・シースはドタバタ劇も何の!移籍後初登板は2回1失点「心配するほど厳しいスケジュールでない」

2024年03月18日 16:36

野球

パドレス・シースはドタバタ劇も何の!移籍後初登板は2回1失点「心配するほど厳しいスケジュールでない」
パドレスの先発・シース(AP) Photo By AP
 ホワイトソックスとの1対4のトレードで加入したパドレスのディラン・シース投手(28)が18日、ソウル・高尺のスカイドームで韓国LGとのエキシビジョンゲームに移籍後初登板。2回を1失点にまとめた。
 13日にトレード移籍が発表された右腕は、急きょ韓国に移動して16日にチームに合流。そこからわずか2日でパドレスの一員としてマウンドに上がり、初回は2三振を含む三者凡退と上々の立ち上がり。

 2回1死からLGのオ・ジファンにソロを浴びたものの許した安打はこの1本だけ。2回1失点で初登板を終えた。

 試合後は「皆が心配するほど厳しいスケジュールでは動いていない」とトレード後のドタバタ移動も何のその。移籍初登板が異国の地となり「スタジアムは素晴らしい。アメリカとマウンドの違いも感じなかった」と振り返った。

 前日17日の会見では「(キャンプ地の)アリゾナからロサンゼルスに飛んで、2時間ぐらいの乗り継ぎでそこから韓国に入りました。あまり眠れなかったけどね。一番大変だったのは友人たちに別れを告げることでした」と語っていた。

 シースは2022年に14勝8敗、防御率2.20の活躍で、サイ・ヤング賞投票で2位に入った。しかしながら23年は一転7勝9敗、防御率4.58と成績を落としていた。通算成績は123試合で43勝35敗、防御率3.83。

 この春のオープン戦では3試合に登板、8回1/3を投げ、防御率2.16、14三振、2四球と好調で、ヤンキース、レンジャーズなども獲得に動いていたが、最終的にはパドレスが射止めた。

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