水原容疑者銀行詐欺容疑 MLB声明発表「刑事手続きの決着を待つ」 コミッショナー判断が規定

2024年04月13日 01:30

野球

水原容疑者銀行詐欺容疑 MLB声明発表「刑事手続きの決着を待つ」 コミッショナー判断が規定
銀行詐欺容疑で訴追された水原容疑者 Photo By スポニチ
 米連邦地検が銀行詐欺容疑で水原容疑者を訴追したと発表したことを受け、大リーグ機構(MLB)は同日に「開示された情報と我々が収集した情報を踏まえ、さらなる調査が必要かどうかは刑事手続きの決着を待つ」との声明を出した。
 違法賭博疑惑で3月22日に調査を開始していた。声明で「捜査によると大谷選手は詐欺の被害者とみなされ、違法なブックメーカー(賭け屋)での賭けを許可した証拠はない。水原氏の野球賭博も確認されていない」と言及。

 大リーグには違法賭博を行った選手らについてコミッショナーが判断し処分を下す規定がある。

 ▽銀行詐欺容疑 今回のケースでは水原容疑者によって、大谷の銀行口座から不正に送金されたことが容疑となっている。連邦地検は水原容疑者が送金のため、大谷を装って銀行に電話した疑い、大谷の口座の連絡先を水原容疑者の電話番号などに変更したという疑いをかけている。送金には水原容疑者が関係する機器やIPアドレスが使われていたことも明らかになった。銀行詐欺は重罪で、有罪評決の場合、最高で禁錮30年が科される可能性がある。

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